仮想現実とゴルフとタッチ
みなさんこんにちわ。
今日は、ややこしい話をだらだらと。
昔、ジムキャリー主演の「TrueManShow」を見ていて、実際に自分が誰かに操られていると勘違いしていた森です。だからきっとすごくなると結構本気気味に思ってました。
それから早10数年、久しぶりにその手の話のメモを見つけて、ネットで調べたら、もうすでに、世の中は仮想現実(誰かが作った世界(誰という表現が正しいかどうかはおいておいて))であるとのこと。イーロンマスク曰く、ほぼ100%世の中は仮想現実であるとのこと。実際に証明されているから驚きです。
詳しい話は、この手の動画を見れば良くわかるのですが。
見たことを前提に話を進めますが。ちょっと理解に苦しんでいるので、表現に間違いはありますが。多分、こういうことじゃないのか?と私なりの解釈です。
まず、物理学的なルールが存在していて、そのバックグラウンドに量子的な話があって、かつ、そのルール自体は人間もしくは何らかの観察者がいることで顕在化する。物理的には観察する必要なく在るものは在るのかもしれないけど、実際に在るということを観察者が認識することができて初めて在る。
なんか、哲学的になってきましたが。
我思う、故に我あり。だっけ?そんな話だと思うわけです。
サピエンス全史の中にもあったけど、全ては「虚構」
というよりは、虚構を真実と解釈し、真実を認識していないことで顕在化できていない真実がたくさん在るのではないかという感じ。
で、僕的には、世の中の量子的なものは、全てコントロール可能ではないかと思うわけです。自称変態プログラマーですので、と言っても、プログラムは書けませんが。そもそも量子的なものって何かというと、僕の中での答えは「情報」だと思ってます。物理と量子の違いは、多分物質が在るかないか、海水というものと波は、海水は物質で、波は状態。でも量子だと。海水がない感じ。
「情報」つまり例えばこのブログの記事ですが、物理的には存在しないはずですが、状態としてウェブに表示されているわけで。実際に量子の話を読むとそうでもなさそうなんですが、まぁそういう定義にしてしまいましょうってことです。
で、量子的なものってのは、観察した瞬間にその通りに動くってことは。情報は認識した時にその通りになる。って話なのかなと。
本当はもっと掘り下げたいのですが、っていうか書いてたらそれだけで3000字超えてしまい、同時に意味不明な文章だったので消しましたが。
結論から言うと「思考は現実化する」
ナポレオンヒルか!苦笑。
でも、あながち間違っていないのではないかと、もし仮想現実の社会に生きていると過程すると考えることができるわけです。
それをゴルフに置き換えて見ますと。
ゴルフは、ボビージョーンズが耳と耳の間でやるなんて話があったと思うのですが。脳って、電子信号の伝達の塊だと認識しています。まぁ「宇宙」と類似しているなんて話ですよね。
ゴルフってのは物理的な側面と量子的な(情報的)な側面が在るのではないかと思うわけです。他のスポーツと大きく違う点は、フィジカルとか技術だけでは、どうにもならないということです。
もしかしたらですよ。下手な人ほど、様々な情報を集めすぎて量子的な部分でうまいこと動けていないのかなと、で、実際は量子的なのに、物理的に処理するので結果物理法則に乗っ取った結果になるみたいな。すごく稚拙で理解が難しいのですが。
私の知っているプロに、マッスルSってのがいるのですが、彼はパッティングでカップに入れることに集中する際に、とある行為をします。これは、観察する場所を変える(具体的には説明ができませんが、彼の特徴なので)ことで、仮想現実を認識し、物理空間の状況をできるだけ無視しているのでは。。って意味不明ですが。
奇跡ってよく在るじゃないですか?PGAの試合とか見てると。アレを運と処理するのではなくて、量子的なナニカと処理すれば結構腑に落ちるんですよね。あと、プロゴルファーの距離感とか、意味不明じゃないですか?あれって練習だけでどうにかなるものでもないと思うんです。物理学的な数学的計算を行った上でスピンコントロールをしているようには見えませんし、感覚で打っていると思うんですよね。その感覚こそが量子的なものであるのかな。と。
そんなことを踏まえた上で。
ゴルフが上手になるための「タッチ」は量子的な解釈をすれば理解でき。
量子的なものは観察することでプログラミングされた動きをする。別の言い方をすると、量子的なものは、思った通りの結果にしかならない。
つまり、「タッチ」は思考によって現実化される。という解釈が成り立ちそうな。
ちなみにスイングや動き方は、物理的な側面の話。つまり、いかにスイングが綺麗でも、思考的にタッチが出ていないのであれば、そこには飛んで行かず。むしろ、どんなスイングだろうと、明確かつ絶対の信用があればそこに飛んで行く。って話なのかな。と。
もちろんある程度の再現性を持って打てることが前提だったり、色々と前提条件はあるのですが、タッチを物理側面から見ると、どんだけ考えても上手く行くはずがないのですが、だって「振り幅で」とかいうけど、ライも違うし、風も違うし、グリーンも違うわけで、そんないい加減なタッチとかないでしょ。逆に、感覚でそこに行くと思った時は大抵、そこに行くんだよね。これが不思議と。
打ち方の側面に集中しすぎてしまうが余りに、結果、タッチを失う。もちろん、タッチを出すために、打ち方を習得するのはしかりだと思うし、初心者はまずそんな話じゃないかと思うんだけど。
ある程度、上達したら、あとは思考力なのかな?と。年に数回しかゴルフしないのに、めちゃめちゃ上手な人いますよね?ってかいますよ。普通に60台で回ってくる人。ゲームの作り方も思考ではあるのですが、タッチも思考なのかなと、打ち方は最低限できれば誰でも70台じゃないかなと。その最低限が難しいんですけどねー。
総論としては、感覚ってすごく実は量子的で、仮想現実において感覚を優れさすってことは、量子優位、つまり思考優位にさせることが良くて。それが物理優位、つまりスイングの仕方とかに流れることで、思考的でなくなり、「タッチ」が出なくなる。
つまり、もっとカップを認識し、絶対カップに入ると認識しておくことで、タッチはより出やすくなるのかな。、、、、。すいません。意味不明で。
色々と考えることはあるのですが。。。。
もしかしたら、量子的な部分を減らすことでより精度が出るのかもしれないし、
「無」「ZONE」を量子的か物理的かと考えるのもすごくこんがらがるし。
結果的には、観察をどう捉えるかって話だし。。。。。意味不明すぎる。
大乗仏教の空の概念も一つだし。。。
安易に書くべきじゃなかった。。涙
メモなんで悪しからず。
ゴルフメモ。セッティングと優位性について
さて。森です。
今年はゴルフに関しては、収穫の多い年でした。というか、まだ10月ですが、なんとなく年度末とか色々とありまして。
ゴルフ仲間も増えたし、60台も頻発したし、ちょっとだけ分からなかったことが分かったし。全米オープンの予選も行けたし、飛びっしゅも好評だし。閃きもたくさんあったし。ちょこっとアドバイス的なことをしていく中でいろんなアマチュアの方のパターンも分かってきたし。
で、来年に向けてセッティングを色々と考察していました。どしたらもっと全体のバランスを整えられるのか?どしたらもっと優位性を保てるのか。と考えてまして。まぁ四六時中考えてるんですが。
やっぱりゴルフは、道具ありきだと思うので、その辺は最低限拘りたいと思うのが当たり前。
狭めのコースなら。
1W,3W(16.5),1U(16),3i-9,47,53,59,pt
長めのコースなら
1W,3w,5w,3i-9,47,53,59,pt
短めなら
1w,1u,3i-9i,46,50,55,60,pt
かなと。
で持って、資金的な問題と実際に購入可否、もしくは気に入ったものがあるかという問題をクリアしながら、道具を揃えていく必要があるわけですが。
ここからはあくまで理想なのですが。
1W:テーラーメイド M2 Kurokage dual core 70x → 300ヤード
3W:テーラーメイド M2 16.5 Kurokage 80x → 270ヤード
5W:なんでもいいけど打ちやすいやつ。→250ヤード
1U:テーラーメイド UDI 1 適当なシャフト 16度→ティーショット限定240ヤード
3i:テーラーメイド P790 3i シャフト Modus 125 system3 x
4i-9i:ミズノ 118 ノーメッキ Modus 125 system3 x
47、53、59 →ノーメッキ 良いウェッジならなんでも。
47と53はミズノのT3あたりで想定。
パターはいつもの。と、パター以外はすべて持っていませんが、笑。残念。
ゴルフの組み立てをする際に、どうしてもティーショットと頻発ショット(130ヤード以内)を軸に考えると、ウェッジ多めのウッド多めになるのが常。多分、私の場合だと、どんなコースに行っても200ヤードがセカンドショットで残ることはまずありません。8000ヤードのコースに行って、セカンド200残るか残らないかの展開が多いです。
で、ウェッジをこれまで4本入れてきましたが、結局、迷うだけでだいたい安心感のあるクラブを利用する。極端な場所に行った場合のみ特殊な60度とかのウェッジを使うだけで、大抵の場合は54度的なものがあればなんとかなる。54度の射程が115-10程度と考えると、ぶっちゃけ54だけあれば良くない?って思うんですね。
ピッチングウェッジも純正の流れで利用していましたが、最近のクラブのロフト立ちすぎ傾向によって、ちょっと流れが悪い。というか、もうこれは9番アイアンじゃないかと思うわけで、であれば、PW抜いてしまって、47度とか、48度とかにすれば、バランス良くないかなと思ったわけです。
結果、ウェッジ1本減らすことができると。ティーショットに優位性を持たすことができます。ティーショットでドライバーを利用してプレーすることに最近違和感を覚えており、もちろんそれはそれで良いのですが、しっかりと振り抜いた中で飛ばないクラブが欲しくて、そういう意味で16度のドライビングアイアンかなと。
ここのところ重心の勉強ばっかりしてたんですが、アイアンとドライバーだと重心距離違いすぎて振り感変わってるんじゃないかと思うわけで、スプーンでも良いのですが、スプーンでも飛びすぎるというか、むしろ不安が残る中で。
アイアンマンの僕としては、3番アイアンでバシッて打っている方が安心感ありますが、3番アイアンの230ヤードだと、どうしても、優位性を保ちきれなくなる状況が頻発しているので、そこを1番アイアンで250ヤード打っている方が良いんじゃないか?
キャリーが必要ならスプーン、キャリーが危険なら1番アイアンみたいな。
ロングのセカンドはどうするの?って言われると、そもそも乗せる必要がないので、アイアンで打てれば打ちますし、届く距離なら狙うけど、僕が届かないってことは、ほとんどの方々が届かないってことなので優位性を維持できるから、まぁロングショットは3番アイアンで処理する距離まではグリーンめがけて、それ以外はほ保険かける展開で。
優位性ってなんだろって話になりますが。他のプレイヤーよりも、優位的にゲームを進めることが出来るってことです。統計データが100%正しいとは思いませんが、カップに近ければ近いほどそこからの打数平均は下がります。もちろんライが良いことが前提だとは思いますが、ってことは、自分のゲーム展開を最大限優位に作ることが、もっとも試合やゲームなどでは有効かと思ってるわけです。普段の遊びならなんでも良いとは思いますが。
もっと詳しく書くと。例えば、400ヤードのパー4があった時に、平均打数は4.6だとするじゃないですか?そうすると、4で上がったら全体よりも0.6打上位に来るわけです。で、4で上がる為に、ティーショットで何ヤードまで持っていけば可能性としてあるのかというと、150ヤード以内なら、3打以内で収まる可能性が高い状況で、残り100ヤードまで打つメリットは3打以内で収める可能性を上げるだけで、コンマいくつの可能性を増やすだけなんですね。逆に残り50ヤード以内まで持っていけるのであれば、極端に2打で上がる可能性が増えるということになります。
意味不明かと思うのですが、つまり、
セカンドショットの距離が3をきる距離まで打つことにリスクが少ないのであればドライバーで打って行きますが。つまり、残り距離50ヤード未満であれば。逆にそれ以上残る場合は、次のショットとして同じリズムで打てるクラブにすることが正解なのかもしれないってことです。
少し分解すると。
350ヤードに対して、300ヤード→50ヤード(2.5)なら、そのホールは3.5で上がる可能性が出てきますが、400ヤードであれば、300ヤード→100ヤード(3.0)なら4になります。逆に、300ヤード飛ばさずに、250ヤードで抑えて、150ヤード(3.3)を打っても、4.3の可能性で4で上がれるということになります。実際には1打ですので、同じ4や3になることはあると思いますし、こんなの机上の空論だし、ライ、自然要素なども考えるとそれだけではないことは当たり前です。ここにティーショットのフェアウェイキープ率を含めて考えると、どれほどのリスクがどれくらいにあって、それに対してのチャンスがどれだけあるかをもっと明確に考えることが出来ることになるのかなと。
そんなこと考えると。結果的に、ティーショットでのリスクを減らしつつ、セカンドショットの精度が上がる展開を考慮する必要があります。
かつ、やはり、パーオンする方が絶対的に良いスコアで上がる可能性は出ます。グリーンにちょこっと乗っただけでも、ライなどの不確定要素を考えるとどうしてもその方が楽です。もちろん、極端に距離が残った場合や、ハザードなどがある場合は違いますけど。ただ、その場合においても、グリーン周りのターゲットゾーンを広くしつつ、自分の得意な距離、得意なライを残すことができればOKです。ロングのセカンドをガードバンカー狙うって話ですねいわゆる。
メモでした。
久々に投稿。日米比較と愚痴。
みなさんこんにちわ。
最近、全米オープンロスからのなんか「滾るゴルフ」を求めてやまない森です。
先日、日本オープンの二次予選に参戦してきまして。これで日米の比較ができるわけですが。
浜野ゴルフクラブ(井上誠一さん)の会場で行われた、まぁ本当に広いコースでの戦いになったわけですが。暑いし、途中で雨による中断ありと、結構、運も左右するのではないかと思われる状況。
僕は、なぜか左に飛ぶ病気にかかり、まぁ傾向が朝からありましたが9ボギー、3バーディ、1イーグルで落ちました。9ボギーも打っている時点で終わってますが、まぁ悪いなりに最後までホールアウトできてよかったです。カットラインは68だったので、ボギーを9つ減らせば(タラレバ)通過ですが。まぁそんなこと言うよりは、単純に仕上がっていなかったと言う方が正しいでしょう。
ともあれ、ズバリ日米の比較をしてみたいと思うのですが。
1.日本って、みんな知り合い同士なのは分かるけど、集団形成をしています。
学生の上下関係なのか、プロの世界の上下関係なのか、胸を張っている人と、頭を下げている人がいます。基本的には、全員、お互いによろしくお願いしますだと思うのですが。ちなみにアメリカは知り合い同士が一緒にいることもありますが、基本は帯同キャディと二人で行動をしているように見えました。国民性かな。もしかしたら。
2.ゴルフ場におけるセッティングや環境
日本では。ヤーデージのペイントがない。練習場が芝じゃない。帯同キャディは禁止。当日のプレー費用が無料ではない。セッティングはそれほど難しくない。
ヤーデージのペイントが無いってのは、意味不明でしたが、普通ショートホールとか、ペイントがあるのではと思ったのですが無いんですね。測定器使えば良いのですが、もちろん禁止ですので。グリーンフィーは無料でしたが、税金とかキャディフィー払うと結局結構良い金額になるんですよね。練習場が芝では無いというのは、ゴルフ場様の問題ですので仕方無いかもしれませんね。セッティングはたくさん打った僕が言うのもなんですがあまりピンとこない。ラフから打っても止まるし。まぁ天候の問題もあるでしょうから、もちろんみんな同じ環境なので問題は無いかと思ってます。
3.観戦禁止。
アメリカは観戦OKでした。日本はダメなようですね。なぜ。別にいいじゃん。マナーの問題なのか何なのかは分かりませんが。。。。
で、ふと、思ったのですが。なぜ、日本では帯同キャディが禁止されているのか。アマチュアの試合でも、帯同OKなら、友達を誘って試合に興味を持ってもらうことにもなるだろうし、僕的には帯同キャディによっても大きく公平さが出ると思っているのですが。と言うことで、JGAに教えてもらおうと思い、以下の文章をファックスにてお送りしました。JGAの担当者様ご返答よろしくお願いします!
でも、もし、そのルールが変わるようであれば、帯同キャディ派遣センターでも作ろうかと思ったわけです。やっぱり、気の合う仲間が担いでくれたらそれがハッピーだし、もしかしたら、奥さんに担いでもらったらきっとゴルフへの理解も深めて。。。笑。くれるのではと思うわけです。
上の写真は全米オープンの時に、他の選手のキャディと一緒に歩いている写真ではありますが、僕のキャディさんは、後ろで写真撮ってましたが(苦笑)。。
あと、ここからは本当に思う最近のゴルフ界のことですが。
プロゴルファーとアマチュアゴルファーって分けるのもうやめたらどうかなって思うわけです。プロゴルファーになったばっかりに稼げない人たくさんいるような気がします。アマチュアゴルファーの試合にも賞金出せば良いのではと思ったりもします。別に自分が稼ぎたいわけではありません、そんな上手じゃ無いし。ただ、ノベルティを用意するくらいなら、その分上位の人に何かを手厚くするとか。なんか無いのかなぁ。と。ゴルファーはゴルファーで同じじゃん。変な線を引いているせいで困っている人がたくさん生まれているのかなと。変な線を引いているせいで、ゴルフできる人が限られているのではないかと。ただし、その変な線のせいで稼いでいる人も同時にいるわけですが。まぁ愚痴を言ったらキリがありませんが。そもそも、僕らはプロゴルファーやアマチュアゴルファーである前に、一人のゴルファーではないかと思うわけで。
まぁ、今後、日本のゴルフ界が変わるのであれば、今更ながら「OPEN化」なのかなと。いろんな意味ではありますが。もちろん、問題点は相当数出るだろうし、いろんな関係も一からとなるだろうけど、まぁそれはそれで。
ぶっちゃけ勘違いして欲しくないのが、シャツの裾を出すとか出さないとかじゃなくて、もっとゴルフのし易い環境を作ることだと思ってて、それがジュニアのためとかいう(ジュニアだけじゃないだろゴルフするの)意味不明なものではなく、ルールに抵触しない範囲で、OPENにして欲しい。と心から思う今日この頃でした。
ちなみにアマチュアへの賞金は別にいらないと思いますが、帯同キャディはオープンにして欲しいな。と。。。。別にこれなら、今の仕組みに追加するだけだし。ハウスキャディ限定だとしても、ハウスキャディのフィーを払えばゴルフ場さんとしても売上減らないし、もしかしたらキャディさんもご飯食べるから売上増えるし、まぁもちろん、そんな簡単なものではないと思いますが。。。。
さて、この暑い夏。稀に暇だったのでブログを書いてみました。
USOPEN滞在記 結果とその後
みなさんこんにちわ。
無事アメリカを出発するつもりが、さすがの悪運の強さか。ロサンゼルスにて飛行機がトイレの故障にて動かず。結果、ラスベガスでもう1泊することになりました。
最初は10時20分の発予定が、18時になり。結局、キャンセル。明日、県の試合があるのに出場できないじゃん。。。。 チーン。アメリカとの差を肌で感じたかったんだけど、これも何かの縁、きっと意味があると意味不明なことを思いつつ。
さて、全米オープンにチャレンジして得たことをまとめてみました。
前回のブログには結果を書きませんでしたが、72(+1)、パー71のコースでしたので1オーバー。正直、今までの試合の中でもトップレベルで結果が良いものだと思ってます。昨年の県アマの決勝で95打つ人が、なぜUSオープンの予選で72なのか。笑
これは集中力以外の何者でもないのか、それともアメリカが俺にあっているのか、それとも、いやはや、自分が上達しているのか。なんか色々と理由はありますが、ここ半年間での成長の結果が出たものだと思ってます。応援してくれる人やゴルフ仲間には本当に感謝しています。
カットラインは69。69の二人はプレーオフしてました。
オルタネートは69と70の人。
なんとかこのボードに名前を載せたかったですね!畜生。
スコアカードはキャディバッグの中なんで、また日本に帰ったら写真撮って追加します。
さて。
全米オープンに出るという、ちょっとした勘違い。
もしかしたら、どうにかしたら、何とかしたらといろんな想いがありましたが。
たらればはいくらでもありますが、上位の人間も同じはず。
実際に全米オープンのセクショナル、本線と続く中で、自分が世界のどのレベルにいるのかわかった気がします。多分世界ランキングなら5万人には入るんじゃないかと。ちなみに今回のUSOPENの予選には全世界で9500人が参加しているそうです。ほとんどがアメリカ在住のゴルファー。ハンディキャップは1.4以下という縛りと、たくさんスコアを打つと1年間出場停止と言うルール。日本ではなかなかない試合かと思います。
9500人のうちの20%と言うと、2000番くらい。まだまだあと1999人倒さないとならないと思うと結構大変かもしれませんが、決してできないことではないと体感してます。ちなみに飛距離は相当レベル高いです。これは現地の方に教えてもらったので間違いありません。
さて、SNS類で多くの人から質問があったことに対して回答します。ただし、これは今回ラウンドしたコースという限定条件付きですのでご容赦ください。
質問1。何が一番違った?
①アイアンのコントロール
私が感じたのは、ボールの高さとスピン量の多さが1つ。あとフェードと言うか、ほぼストレートに近いカットを打つ人が多いなと感じました。これは、練習場でも現場でも感じたのですが、あんまりドローって感じのボールを打つ人は少ないように感じました。多分、最近のボールや道具の影響もあるのではないでしょうか?彼らのボールは僕が気持ちよく打ったドローボールとは違い、必ず止まってきます。と言うか、多分考察するに、降下角度が違うだけかと思います。落ちぎわで落下角度が違うのかなと。なぜなら、キャリーしたポイントから僕は前に跳ねてスピンで止める。彼らのはキャリーしたポイントからスピンというよりは、ソフトランディングして止まる。実際に本当のところはわかりませんが。今の自分の球では攻めきれないところがたくさんありました。
②アプローチ
あとアプローチの仕方に大きく違いを感じました。日本でアプローチっていうと大抵の場合はカップに狙って打ち出しを作るのですが、アメリカだとカップに向かうラインにアプローチをするって感じでした。フェアウェイからならスピンも入りやすいのである程度キャリーを出しつつカップめがけて打てるのですが、変なところに行くと、山の頂点でストップさせてそこから傾斜を使うとか、傾斜にランディングさせ勢いを殺すとか、グリーン面をフルに活用してやるのかなと思いました。極端な話、夜なら真横に打ちます。もちろん今回のコースだ毛かもしれませんのでなんとも言えないですし、ワングリーンでグリーンが大きいからということもあります。そういう意味で創造力と想像力が必要なのかなと思いました。
ナイスボギーやナイスパー、ナイスバーディやナイスなショット、全てに対して必ず賞賛します。日本で試合しているときは、ナイスショットって言うと俺の中ではナイスじゃない的なこと言う人がいたり、ナイスボギー(いわゆる、ガッツボギー)に対してナイスボギーと言うとイラっとしている人がいらっしゃったりするケースがあるかもしれません。日本人の国民性もあるのかなと思うのですが、もっとお互いに仲良くプレーできたらきっと楽しいのかなと思う部分でもあります。
④飛距離
これは正直なんとも言えませんが、グリーンがあれだけ硬いと飛距離を出すか、アイアンのコントロールできる幅を高めるしかありません。僕はスプーンを多用しておりましたが、それは飛ぶから。決してアメリカ人が飛ぶということはないとわかりました。ただ、躊躇なしにドライバー振ってくるのでびっくりしますが。選手次第というところじゃないでしょうか?
他には芝や言葉、文化、風、地面の硬さ、とまぁまぁいろんなフィールドがあるのかなと。身近なところで最高のプレーをするのも一つだと思いますし、それはそれで面白いのかなと思ってます。ただ、今回、アメリカを体感して。この緊張感、このアウェイ感、そして同時に外から来た私たちに対しての優しさ、礼儀ではない本当のコミュニケーションと久々に刺激を受けました。
次は全英と言いたいのですが、イギリスのイメージがあまり出ないので、やっぱりもう一度全米にチャレンジしたいと考えてます。
また、いろんな意見がありますが、いろんな言葉がありますが、やっぱり現場に行かないと説明できない感じがあります。
日本人一人で、しかもプロでもないのに、アホかと言う人もいらっしゃるとは思いますが、私は真面目に予選通過を考えていましたし、そのための練習をしてきました。そしてアメリカで初試合、初ラウンドの中で、自分の中ではできることは全部できたのかなと考えています。
だからこそ、できないことがたくさん見えたし、フィールドが変わった時に対応できない自分の技術のなさ、きっとその技術があれば、もう少しゴルフが簡単に展開できたのかなと思いました。全部が正解だとも思いませんし、結局、予選落ちれば、参加した意味なんて関係ありません。ただ、もしそのようなことを言う人がいるのであれば、
ぜひ参加してみてください。スコアじゃないゴルフの素晴らしさを得ることができると思います。
さて、最後の半丁博打ですが。どうやら、私には才能がないようです。ものの5分ほどで全てを失いました。チーン。バンカーが得意だからとバンカーに張ったのが間違ってた。(苦笑)
試合の日からほとんど寝ていませんので、今日はまだ夜7時ですが寝ることにします。
下記はラスベガスを出るところ。SEE YOU NEXT YEAR!
飛びッシュもウネッティもよろしくお願いいたします。
全米オープンローカルクオリファイ日記。その1日を忘れないために全てを記憶。来年出場する人たちのために。
全米OPENローカルクオリファイ@ラスベガス
あの1日の記録と記憶
更新版。(文字修正を加えました)
それでは、すべてのホールのメンタル状況やショット内容についてこれから解説していこうかと。だいぶ長くなりますがお許しください。
4時55分
前の晩にいろんな事情があって眠れず。もちろん興奮もしているのも重々承知。
寝床に着いたのが、夜2時30分。眠れない時は寝なくて良いという前向きなウェブを見たこともあり、寝ていないことは心理的プレッシャーにはならず。
5時15分
熱めのお風呂に入り体を起こそうと、とりあえず風呂で10分程度。
頭の中にあるのは、大丈夫かなという不安。結局何が自分もしたいのか分からなくなったらどうしよう。良いスイングイメージが湧いてこない。まぁ不安が高まるばかり。日本と違って、試合だろうがハーフパンツ許されるアメリカだけど、昨日の練習ハーフパンツで練習して上手く行かなかったので今日は普通のパンツ。ポロシャツは白と決めていたのでそれを着て。とりあえず、エヴァンゲリオンのシンジくんのように「逃げちゃダメだ」と3回唱える。結構、ビビってるんですね実際。
6時
昨日購入したピザを、不味いと思いながら食べつつ、スルーの歩きのラウンドをやり遂げるために、シトリックアミノの準備とスッパイマンの用意、あとソイジョイと飴。
6時30分
ドキドキが止まらない。昨日、車を運転していた時に、譲り合いをした時に指を立てられた時のことを思い出し。日本では譲り合いありがとう。アメリカでは譲り合いFuck youだと思い笑う。クラブを一通り確認。トップゴルフさんから借りているパターが入るかチェック。
6時35分
車に荷物を入れ、キャディさんを待ちつつその間に「静かな日々の階段を」と昔の曲を聴きながら必死に落ち着いたふり。未だにスイングイメージが悪い。どうしよう。
とりあえず、テンションを上げつつ、腹をくくりつつ。現場に向かう。7時集合って言うから、早めに行ったのに、アメリカ人の参加の遅さにドン引き。そして駐車場で上手そうなゴルファーがたくさんいて、初めて日本で試合に出た時の「自分より全員上手いかも」感が半端ない。同時に、ここで90回とか打ったら日本に帰ってどんだけみんなにバカにされるかと少々苛立ちを先行して感じる。
7時
バッグを持って受付に向かう。基本英語でみんな挨拶。そりゃそーだ。受付のアメリカ人ぽくない綺麗な女性にきつめに「9時10分」インスタートだよと。日本と違って、なんかバッグタグとかもらえるのかなと思ったけどもらえず。ちょっと残念な気分に。
7時15分
とりあえず、練習場に向かい練習をする。基本ボールはタダ。芝から打ち放題。やばい。全員俺よりうまいんじゃないか。おい。やばいよ。やばいよ。
7番アイアンをとりあえずフルショット。「おっ、案外いける」次に3ウッドをティーなしでフルショット、ドリルチーピンを打つ。後ろの選手の目線が。笑
その後ドライバーを持ってフルスイング。3球目にしてドライバーを全力で打つとか、今考えるとありえないけどそれくらい頭真っ白。
だって、周りの人みんな強烈なんだもん。そこから、ウェッジの片手打ちを松山を思わせるとニヤニヤしながら、マンだふり、その後シャンク。で結局両手でナイスショット。練習というより、様子を伺っている小動物的な感じで。笑 その辺からリラックスできて、なんとなくショットも復調。おととい覚えたメクリ系スライスは今日は封印することを心に近い。とりあえず、ニュートラルな感じでできることをやろうと決意。その後、アプローチ練習場で30分。陰毛を長くしかつ毛根の強そうなラフからロブアンドランの練習。基本のアプローチは俺の入射角だと一切ラフに引っかかって全部左に行きつつグリーンをこぼれてしまうので、アプローチはフェアウェイじゃない限りロブで行くと決定する。
その後、パターをやりにパター練習場へ。なんとそこには、とあるゴルフ場のプロが欲しがってた。ボール1個分しか入らないカップを発見。ショートパットをただただひたすらそこで練習する。
練習日と違ってグリーンは11フィートは出ている。しかも、バミューダ特有なのか打たないとヨロヨロ最後して全く想像と違う動きをする。
これはガチ打ちしないとダメだなと下りのラインを劇打ちしてグリーンどころかパター練習場から下のショットの練習場まで落ちる始末。
8時30分
とりあえず、練習していても落ち着かないし、まぁショットは大丈夫だろうしと言うことで、なぜか一人クラブハウスでコーヒーを飲みつつ、今日初めてゴルフ場に足を踏み入れるキャディをやってくれる人にゴルフの指導。「基本はバッグの乗ったカートを引っ張ってくれて、かつ同伴競技者に迷惑をかけなければ良いからね」と伝える。グリーン上はカート引っ張っちゃダメだよとか、ルールわからなくていいから。とりあえずカート引っ張ってと言う。
8時50分
緊張も最大限に高まりつつ、10番ティーに向かう。前の前の組の選手が、一人一人コールされながらティーショットを放つ。しかし、案外みんなやっぱり緊張している。なんだ。みんな下手じゃんと心に思いつつ、ドキドキは最大限に。前の組の昔の俺くらい太っていてさらに身長が190くらいあるプロが来て、会場は少し盛り上がる。俺、なんか場違いじゃないかなと。感じながら。ミスれ!と心で祈る。しかし。なんと。ホールインワン。あり得ない。思わず。みんな歓声が起こる。こちらは、さらにドキドキがマックスを超える。そこに、同伴競技者のウィリーとマイクが到着。マイクはプロゴルファー。PGAツアーにも参戦したことのある28歳。ウィリーはプレーが遅すぎる雰囲気はジムフューリック。コールするお姉さんが、「マシャトシィ モゥリー」で大丈夫かと言われたので「問題ないけど、マサトシだと」伝える。感動したのが、選手もキャディもめっちゃめちゃボディタッチ激しく。なんかこれから戦うのに燃えてくる。スコアカードとマーカー指定をされ、マイクが俺のマーカー、俺はウィリーのマーカーになる。マイクが「マサトシ。。。」と言ってたので「モーリー」でいいよ。と高校時代の相性を伝える。
前置きが長いが。決して伏線はないのでご安心
さてここからが本番です。
10番ホール 164ヤード 打ち下ろし8ヤード。ピンポジほぼセンター。
使用クラブ:PW→PTx2
前回の練習ラウンドでここはピッチングウェッジで決めていたので選択しつつ。マイクとウィリーのショットを見る。マイクはさすがPGA、ピン手前5ヤードくらいにナイスオン。ウィリーは左に引っ掛け良くてボギー。そこで、ついに僕の出番。結構ゆとりがあったのだが、コールのおねーさんが「2017 US OPEN LOCAL QUALIFYING Tee Masatoshi Mori」と言った瞬間に、本気で頭真っ白。未だに覚えてないくらい緊張してたと思う。ティーさしてボール乗せる自信がなく。とりあえず置いてピッチングをピンめがけて全力で振り抜こう。と。ここは博打。どうなっても知らんと勝手に暴走。ただ、アドレスに入った瞬間にとりあえず負けないと心に誓う。結果、ピン奥7ヤードに乗る。しかし。なぜだかマイクのボールは止まって、俺のボールは止まらない。と言うか、ピン手前に落ちてるのになんでそんな跳ねるの。。。。。全然練習ラウンドと違うじゃん。オィ。と心で叫びながら。右手を離しスイングを終える。
とりあえず歩きながら、マイクとウィリーに念入りに自己紹介。俺英語上手くないからルールとか説明するとき丁寧にしてねと懇願。マイクは超いいやつでここまでの経緯を聞き。「Oh that's Shit!」と吐き捨てる。全米オープンの予選に出るの初めてで、アメリカで試合もしたことないだと(笑)。お前はクレイジーだと喜ぶ。(多分蔑む)しかし、そんなマイクの優しい笑顔に癒されつつ。パターでパーが取れると思いグリーンへと。そこで我に気づく。ちょっと待て。「予選通過しに来てるんだよね。俺。ってことは積極的に攻めなきゃダメじゃないかおい」と心に誓い。全力で狙うことにする。その間ウィリーはトップ気味のたまでグリーン奥へ。ウィリーからの番で微妙にショート。その後、マイターン。正直ラインがさっぱりわからず。と言うか傾斜が3つかかって来てたからスネークすぎてとりあえずまっすぐ打つことに。なんとか1mに寄せ待つことに。マイクはそのまま3mをジャストタッチでカップイン。
「オィまじか。すげーな。簡単だな。オィ」と興奮しながら。自分のパットを入れる。よしパー!今日一つ目のガッツポーズ。それくらい嬉しかった。
11番ホール ロング 508ヤード 打ち下ろし アゲンスト強め。
使用クラブ:Drive→8i→63Wedge→PTx3
ここからは要所要所でマイクとウィリーについては話す。
まずは、マイクがティーショットでど真ん中にボールを打って来て、それにムカついた俺は、ここからが俺のスタートだとブツブツ言いながら。全力でドライバーをぶちかます。意味なし。ランアウトでラフまでいく。PGA選手に飛距離で負けてないかの確認。20ヤード置いて言ったものの、超絶深いラフに入る。グリーンまで全て池。グリーンの縦幅は10ヤード前後、そこにラフから止めるのは無理。ここは手前のバンカーでも良し、最高はグリーン右のフェアウェイへと。残り175ヤードを8番アイアンでスーパー全力マン開きロブショット。フライヤー絶対するからと、見事フライヤー。予想通りピンに向かって「GO!!!」と結構大きな声で言うつもりが、どもって「ンゴ」みたいな形になって、結果バンカー。うなだれつつも。自分を褒める。バンカーは血で打つ。魔女は血で飛ぶ。結果、その日ガードバンカーとは最後のショットとなった最高級のバンカーショットはカニスピンとともに左からの傾斜に跳ね返されてグリーン右サイドに出る。こう言う時はフックスピンネ。と外人風に重いながら。緊張の中の余裕を感じる。ウィリーはアプローチをざっくり。マイクは硬いグリーンに跳ね返されバーディチャンスとは言わないまでのライン。エッジまで3ヤード。ウィリーのカスざっくりを見ているせいでウェッジの選択はありえない。パターで上りのラインを打つことが正しいと自己暗示をかけ、とりあえずヒット。結果1mショート。チーン。
外人達も日本人のチキンぶりに神風魂を感じていないだろうと勘違いし。そのあとのパターをパンチパーマーで1mオーバー。自分の弱さを知り。なんとかその下の1mをガッツで入れ込み、ナイスボギー。
12番ホール 打ち上げミドルホール 416ヤード
使用クラブ:3w→9i→63Wedge→PT
ここはフェアウェイの面が見えないのですごい打ちにくい。多少の左ドッグレッグが効いていてドライバーで突き抜けると、サソリとへびの恐怖が待っている。結果、スプーンを選択。しかも、ティーグラウンドから100ヤードくらいがハザードになっているので、スプーン当たらなかったらまじで死亡。と思いつつも。序盤でのミスは取り返せると振り抜くと、右プッシュ。ギリギリコース内か砂漠という状況で、ギリギリセーフ。カート道にかかっているので、ドロップの許可をもらう。「DROP OK」もう。なんか英語とかじゃなくて。とりあえず、伝えることに精一杯。目の前に気があったけど、幸いスプーン劇うち気味だったので、残り140ヤード。ピンがバンカーの上のライン、飛びすぎると淫毛ラフ。いやここは攻め切る。打ち上げ10ヤードとラフを考えて、ピッチングで全力。案の定、奥のラフに入る。でた。無理。これ。
他の二人はバーディチャンス。こちらはいたってダボチャンス。着弾してから下るしかない状況。エッジまで2ヤード、そこからピンまで7ヤードくらい。こんなん止まらんよとブツブツ。63度のウェッジを90度くらいまで開き。マックスロブ。そしたら変なところに当たり、結果1ピンに寄る。アダムスコットばりのエイムポイントを駆使し、丁寧にラインを読むと、マイクもエイムポイント、ウィリーも。。。これ常識なのかなと。で、スライスラインカップ1個、気持ちよく打てば入ると思い。今日初めて気持ち良いストローク。これが入る。
「NICE モーリー」「それはグレイトパーだよ」と二人に褒められ。超嬉しい。ちなみにマイクはそれをさらっと入れて2アンダー。
世界との差はこれか?と、マイクが機嫌が良かったので話をし始める。マイクは日本人の知り合いの話をしていたが、「ちょっと何言ってるかわからない」笑
13番ホール 短めのロングホール。
使用クラブ:3W→7i→56度→PTx3
ただ、それは劇狭いラインに打てればの話。そんなラインに打ってOBを食らう必要はない。俺にはサードショットの精度があると勘違い!ティーショットはスプーンで広めのラインを選択。案の定ランアウト。超つま先下りのバンカーに入らないギリギリのいわゆる淫毛ラフだからそこで止まった的な状況。ウィリーは劇フケのドライバーで俺のスプーンより30ヤード手前のフェアウェイ。残り290ヤード。こいつ狙うの?じゃぁ俺先にレイアップしようかなと思ってたが、どうやらアイコス1本分のルーティーンが始まっている。もちろんアイコスを吸っている訳ではないが、正直、ここにアメリカを見た!290ヤード先のグリーンを狙うのかこんなところから。オィ。案の定トップ気味の明らかにミスショット。しかし、結果的にはグリーン周りのラフ付近へと行きナイスショット。こちらは残り100ヤードラインへととりあえずレイアップ。マイクは普通にグリーンを狙う。やば。世界との差を感じる。しかし、俺の100ヤードナメンナヨ。とちょっとグリーンのこと考えるの忘れてピンまで打ったら、触るだけでグリーン出る的な最悪な傾斜の上。案の定触ったら2ピン下に転がる。そりゃボギーだよ。。。
マイクがそこで俺に一言「ウィリー遅すぎじゃない!?お前打つの超早くて大好きだけど」。これは、超嬉しい。なんか告白された時くらい嬉しかった。
ただし、ここでトラブル発生。キャディのポールがゴルフを知らないのか、嫌がらせなのか、ペットボトルを潰す。それにマイクは激しく反応。俺はポールに。目で「お前何考えてんだと」威圧。この辺で、ちょっとキャディさんの教育は俺の責任と感じながら、次のホールから離れていていいからと指示を出す。その方が余計な心配はいらなくなると判断したので。
追記→正直このタイミングで試合にまだ集中できてない気がした。
14番ホール ショートホール 手前は全部池。逃げどころは右か奥。176ヤード、風はアゲンスト気味。
8i→56wedge→PTx2
なんと、さっき前のホールでウィリーがナイスバーディ。やばい。この人にだけは負けたくないと妄想。ウィリーは1発目池に入れる。「FUCK!!」と叫ぶ。頼むからびっくりするくらいの大きな声で叫ぶなと。ゴルフ場の中心で。。。と言いたくなるくらい叫ぶ。そりゃもう。本当に心から。なんだろうけど。
次にマイクがティーショットを本当に池ギリギリにフェード気味に打つ。正直すげーと感心した。俺にはその技術がない。というか怖くてできない。
そんな二人を見た後に8番アイアンを選択し、ここで次なる事件が起こる。心の中ではもうロングで2ボギー。ここはボギーでもいいけど。できれば打ちたくない。という考えと、ピンを狙わずしてどうする!と心が曖昧のまま。「とりあえず全力で」出た。暴走。アドレスした時に出る気がしてた。
ゴルフにおけるくしゃみ「シャンク」
池とかグリーンとか関係のないラインに全力で、そう、砂漠をめがけて飛んでいった球は、まさかの砂漠の石にあたり、池にダイブする勢いで池の手前の石にあたりカート道。一応、暫定球をたどたどしい英語で「PROVISIONAL」と宣言。不安とシャンクのハーモニーから当たり前の引っ掛けショット。グリーン左奥。もしOBだったらトリプルボギーもやむなし。ウィリーが池の処理をしながら、100ヤードからもう一発池に入れ。また叫ぶ。そしてまた打ったところギリギリで超えるものの。また叫ぶ。今日これで何回目だろうと。正直マーカーとしては数を数えにくかったのでマイクに「彼は何回打ってるんだ」と聞いたら。「a lot」間違いない。
結果、シャンクのボールは助かっており、ドロップして、最低限のボギーを取りに行く戦略に切り替えることにする。これまたグリーンが池側に傾斜しているものだから
狙い所がシビアすぎる。足を使うか。上に打つか。うーん。悩んだ挙句。足を使う戦略に。グリーンに乗る前にエプロンの右傾斜にぶつかり右(池とは逆側)にキック。つまり、そうグリーンに乗らず。パターで必死に寄せて、これがたまたま2mmくらいに寄って。あわよくばチップイン。実際はタップインボギー。
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ちょっと休憩がてら、ウィリーの今回のミスショットで大変面白い表現をしていたので取り扱う。
fucking toejam 「ファッキィントゥジャァァァァム」
これすなわち、クラブフェースのトゥ側で打っちまったってのを、トゥ(つま先)jam(ゴミ)というか、いわゆる臭いやつ。とかけているわけだ。
今度から日本で使うことにしようと思った私である。昔、トゥジャムッてなんだって友達に聞いたら足の爪の間の臭いやつと言われた。
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15番 372ヤード 打ち上げ ミドルホール
使用クラブ:3W→63Wedge→PTx2
ここは、打ち上げで左に打たせられるくせに左側に池があるため難しい。プロもきっちり池に入れていた。どうしても目線が上がるからか引っ掛けやすいようだ。ちなみにその辺を理解した上で、ど右からスプーンでフック気味に攻めたが残り60ヤードまで運べた。風も右からのフォロー気味だったということもあり。
セカンドショットはウェッジなんでまぁとりあえず乗るは乗るのだが、バンカー超えたすぐ先にピンがあったので、三人してピン奥に打たされ入るはずもないバーディートライをする形。正直ピンの手前5ヤードには誰も打たないと思う。
→追記:バーディパットはスライスラインとフックラインを読み間違えていたけど、まぁなかなか入るような感じじゃなかった。
問題はここから次のホールまでの歩く距離。山登りを彷彿とさせる距離を登り、ショートのティーグラウンドに着く。前のホールでプロが池に入れてからのボギーだったため。俺がオナー。よし、ここからは譲らんぞという気持ちでいく。
16番 212ヤード ショート 右からのアゲンスト。
使用クラブ:6i→63Wedge→PT
正直このホール。練習ラウンドで劇アゲンストで対応できなかったため自信なし。しかも残念なことにオナーは自分。さて、どうしよう。と悩む中。マイクはティーグラウンドの横で立ちション。大胆だな。。そして、ウィリーはまたファックやらシットと叫んでいる。何があったんだこの組は(笑)
結果、ピン手前気味だったので、ショートでも良しの6番アイアンを選択。結果。左手前に最低限のショットをすることができた。ウィリーは4鉄で奥。マイクはトゥジャム気味に手前。
ちなみにこのグリーン左から右に激しく傾斜、奥からも傾斜がひどい。左サイドのフェアウェイにある自分のボール。これは、マスターズばりの傾斜を使うしかないと。ニヤニヤしてたら、マイクに、「何があったんだと言われる」笑。説明の英語に困りつつ。どうやってパー取るか考え中と言ったつもり。伝わってはいないとは思うが。で。結局、フェアウェイだったので左サイドの一番高いところにスピン噛ませ気味に入れてそこからだらだら大作戦。スピン入れ気味にというのは、できるかできないかわからないが、できなければボギーなだけ。そこんところ理解した上で、5ヤードでスピンが入りきるはずもなく(笑)1ピンくらいオーバー。
その後、ウィリーが。俺のタッチをみて、劇的に弱く、ファックボギー。プロは1ピン以上オーバーさせたのに、激ウマタッチで入れてきた。ここは入れたいという願いともに、祈って腹くくりまっすぐ強タッチ。ナイスイン。
正直ここのパーはかなりゴルフの展開を楽にさせてくれた。
追記→メンタル的にはようやく落ち着いてるのはこのタイミング。ティーを刺す手が震えなかった。
17番 伝説ミドル 381ヤード 風はアゲンスト。
使用クラブ:3w→63Wedge→PTx2
この山に登る怖さがあったが、なんと幸せ。16番からシャトルカートが運行。ゴルフバッグと僕たちを連れてティーグラウンドまで登ってくれた。多分このカートがなかったら足が持たなかったはず。カートと言っても二人のり。運転していたボランティアのおじいさんが、5歳の時の横浜にいた時の思い出を語るくらいの時間を乗る。話は中途半端に「おはようございます」で終わったが最高のおじいさんだった。
さて、相変わらずオナーの森。相当悩んだ。ドライバーで攻め切るか、スプーンでチャンスを残しつつ攻めるか。結果、スプーンでミスヒット。本当に山に当たりそうだったが、ギリギリかわしつつ残り80ヤード。ラインがよかったせいで距離が残らなかった。
追記→ウィリーがここで、俺に言った。「お前のスプーンはなんでそんなに飛ぶんだ?俺のドライバーが30ヤード置いてかれてる意味がわからん。ドーピングしてるなさては笑」
しかし、ただでは問屋がおろさない。ピンが手前に切ってあるくせに、超受け面。つまり、奥につけたらパターでもう一度下まで転がり落ちる。そう、ウィリーはそうした。(ウィリーは奥に打ち、そこからグリーンを出て10ヤード以上下まで行った)ということで、ウェッジでフックスピンで右側にあったマウンドに当てつつバックスピン大作戦。見事に失敗。(失敗って言っても狙いの3ヤード手前に落ちただけ)スピンコントロール下手すぎてグリーン手前のエプロンまで落ちてきてしまう始末。しかし、結果論から言えば、エプロンからのパッティングはすごく簡単で、イージーパーをセーブすることができた。
18番 433ヤード 風アゲンスト
使用クラブ:3W→50Wedge→PT
ここもまた厄介。これ。270で右のバンカーを超えるんだけど、左に逃げると今度はセカンドの距離が果てしなく残り。しかも距離が出ないと死亡する。ここは、腹くくってスプーンでギリギリバンカーの上狙い。ちょっとでも左にづれたらピンが見えないバンカーに入る。ただドライバーだと、飛びすぎた時にアウトという意味でスプーンでドロー気味の強打。これが今日初めて打てた最高のショット。行ってみたらきっちり280キャリーで飛んでおり、ランも出て結果残り距離125。50度のウェッジでピンの左サイドに狙って、ちょっとトゥジャム気味のフックで攻めた。キャリーエッジからちょっと先、跳ねて足が出て、ピンまで上りの3m。ここで、マイクがOBを打ち、打ち直しに戻る結果に。ただ、彼はボギーで上りきった。
僕は、上りの最高のパットライン。ここまで3オーバーどうしてもバーデイが1個欲しい。これを入れれば、後半、1チャンスを残すことができる。色々と考えてバーディトライ。いろんな意味できっちり打ててギリギリ入った。今日これまで最大のガッツポーズ。正直、興奮した。
そして、アウトコースのスタートホールに向かうわけだが、最終ホールのバーディのガッツボーズを何度しただろうか。これで、まだチャンスを残している。結果として2オーバー。間違わなくても5バーディ取ればいける。
正直ここからの集中力は半端なくて。自分でも驚きが隠せなかった。
1番ホール 588ヤード アゲンスト
使用クラブ:1W→7i→56Wedge→PTx2
ここはドライバーで打つと確実に突き抜ける。かと行って、スプーンで打つとバンカーにちょうど入る距離。だからスプーンでバンカー左サイドにレイアップ。それを考えて、それができた。そして、セカンドショットは目の前に木がかぶるので俺は全力で刻みを選択、7番アイアンで残り100ヤード残しを選択する。
他の二人はガチでグリーンを狙っている。マイクは左にウィリーは右に。マイクはとんでもない砂漠地帯、ウィリーはOB一歩手前。こちらベストポジションで最高のショット、狙ったところに完全に行った。そこしかないというところ。それを見てウィリーはさらにその内側に、あの変な場所からわけのわからんスピンショットで止めてきた。マイクはさすがにどうにもならなかったようで、とりあえずグリーン面をキャッチすることを優先してグリーンを一番長く使えるラインに球を打ってきた。
マイクはナイスパー。その後、俺の番。ほぼ真っ直ぐの2m。これを入れたいと思い、ここだけの話、うち切れずショート。色々と振り返るとこれがクラッチパットだった気がする。これを入れておけば、たらればと言いたいけど。ここで打てなかったのが自分の敗因だと思う。
ただ、うなだれている自分をよそ目に50cmのパットを外してウィリーは叫んだ。フェデックスカップでジムフューリックが優勝して叫んだごとく、そう、怒りのランボーを彷彿とさせる、今日最大級の「Fuck」9番のティーグラウンド、マーシャル、そして先に歩き出したマイクと僕とそのキャディは全員が身をすくめた。笑
そのおかげで、もう一度自分の気持ちを立て直せた。
2番ホール 398ヤード ミドルホール
3W→63Wedge→PTx2
ここが激ムズ。ティーショットで270ヤードキャリーで打たないとバンカーは超えないかと行って290打つと奥のラフまでランしてしまう。スプーンで腹くくって全力ショット。まさかのグレイトショットが炸裂し、本当に1ヤードバンカーの先に飛び、ランで残り75ヤード。マイクはレイアップ、ウィリーはドライバーでマン振り。まずはマイクが1ピン手前に。そして続いてウィリーがその中に。最後の俺はさらに最高のタッチで残り50cm。「Great shot Morry!」二人から最大の賛辞を与えられて、ちょっとだけでグリーンで止める方法がわかった気がした。正直、もう二人のことに目が行っていない。ここはとにかく、入れたい。入れたい。入れたいx10。50cm 真横でスライスライン、もしかしたら80cmくらいあったかもしれない。ただ、1カップは絶対曲がるスライス。ただ、多少上り傾斜があったので強めに打てばカップ半分曲がる程度。
前のホールのウィリーの咆哮もあったので、ここは最大限の気持ちを持って、カップ半分狙いで強タッチ、しかし、しかし、ショートした。
自分の中の何かが崩れ落ちつつ。まだまだという言葉。もうどうにもならない感じ。同伴の二人も、「お前は叫ばないのか」と言うが。笑ってごまかす。
追記→この辺で、正直スコアの計算が結構入っていた。この二つ取りきれない流れはかなり悪くて、頭の中ではタラレバ。実際これを入れておけばスコアも0になるわけで。まだチャンスは相当あったと思う。
3番ホール 469ヤード ミドル 難所レベル1
1W→56Wedge→9i→PT(横打ち)→PT
ティーショット、ドライバーを持って、気持ち悪いまま打ってしまった。これは本当にパターを引きずった証。ゴミのような、カスのような、本当にやる気のない球筋で見事にボギー確定のポットバンカーにハマる。他の二人のことは構ってられない。ウィリーはもうゲームを捨てている。マイクはココイチの300ヤードを打ってきた。僕は顎を超えてかつ、50ヤードくらい先のバンカーを越えれば、まだパーチャンス、最低でもボギーはいける。と言うことで残り150残しても良いという判断でウェッジを選択。それでも顎にぶつかったが、結果的に前のバンカーを避けたおかげで入らず、残り150ヤード。ウィリーはセカンドシャンク、もう咆哮すら出ない。マイクは180ヤード、左全部池のラインを池の上からフェードで攻めてきて、1mのバーディチャンス。さすがだなと。本当にすげー。ピンが奥で3段グリーン。畳一畳に180ヤード渾身のショット。そして、俺の番。150ヤードアゲンスト。9番アイアンでフルショット。しかし。ピン横に落ちて奥の陰毛ラフへ。エッジまで30cm、超下り。ウェッジを使う選択は正直リスクとダボ確定の要素。結果的にパターを横に使ってトゥでチョンって突く。幸い、3段グリーンの下には転がらず2mのボギーパット。自分の中ではこれがクラッチパット。ここでのボギーは当初から計算済み。ただ、ダボだけは打ちたくない。ここだけは、ちょっと時間を使わせてねと、念入りにラインを想定。幸い、明らかなスライスライン。下り。入れないとゲームオーバー。で。うまいこと入ってくれた。結構なガッツポーズをしたと思うが、ここ数年で一番のパットだったと自負しちゃう。その後、マイクがバーディパットを外し、ウィリーはもうお疲れ様モード。
この辺からほとんど同伴競技者と会話をしなくなる。マイクと俺は超集中モード。誰がこの混戦から抜け出すか。俺は、いかにチャンスを最後まで残せるかの戦い。当初はトップから10打差つけられないことを目標にと思っていたが、もうそれどころじゃない。これを通ればまた違う未来が待ってると自分に言い聞かせ。正直。死ぬ気モード全開。そして、同時にこんなことができる幸せをリアルに感じる。
4番ホール 195ヤード ショートホール
使用クラブ:7i→PT
ここからは本当にピンしか狙っていなかった。マイクが左サイドに外し。自分の番。194ヤード アゲンスト。最初は6番アイアンでうとうと思ったが、現状のテンションから考え、7番を選択。結構、今思えば無心。とにかく、狙った。結果、50cmにつける。ギャラリー、同伴車、マーカーから拍手喝采。あまりにも完璧なラインと手応えに「Oh! Baby」と勝手に口からでる始末。カプルスイズム全開だ。100点満点のショットを打った結果、ショックだったのが、100点満点のショットでキャリーから8ヤード以上転がっていた。つまり、7番アイアンで止められないという事実。100点のショットでも足りない何かを知ることとなった。マイクは相変わらずパターが超うまい。3mをポンと入れてパー。ウィリーは撃沈。そして、ここはパターが入ってくれた。ナイスバウンスバック!この時点で2オーバー。そして残り4ホール。途中結果をボランティアが聞きにきて、報告。まだ、チャンスがあるから頑張れと。
5番ホール 431ヤード ミドル
使用クラブ:3W→50wedge→PTx2
ここは、広いくせにすごく狭く見え、右に打たされる。スプーンを選択し、右サイド気味にドローを打とうと思って、完璧なボール。バーディの後の逆バウンスバックだけは避けたかったのである意味ホッとした。ここでセカンドショット128ヤード前後、50度で打ったボールは最高のラインに飛ぶが、残念ながら弾かれてピンハイの右ラフ。正直、ギブアップだったが。ロブアンドランでとりあえず1ピンに打つ。それを時間をかけて丁寧に読んでナイスイン。セカンドショットが一人だけ跳ねるのは大抵ドロー気味に打った時。この辺の技術がやはり足りない。キャリーアンドストップ。スピンだけじゃない高さやグリーンの傾斜に対して止める球を打つ技術が必要だなと。
→追記:ちなみにここの淫毛ラフからのアプローチは何かを得たアプローチ。ロブ&スピン。ボールへのコンタクト入射角とバンスをうまいこと使えればなんとなく上手くいくみたい。
ここでパーを拾って次に繋がった。
6番ロング 574ヤード アゲンスト。予定と風が違う。。
使用クラブ:1W→3W→PTx2
ここでティーショットオナー。今日はかなりの回数オナーを打っている。PGAツアーに出ていたプロを差し置いて。それだけで興奮する。もう後がない、とにかく前に飛ばしてイーグルチャンスを作る必要がある。打ち上げで286ヤードの付近の木が見えるだけで一切のフェアウェイの目視はできない。腹をくくって全力で右から回して286ヤードのまさにそのラフ。他の二人は左サイドの砂地からレイアップ。僕は残り272+ピンが奥だったので290くらい。アゲンストもあるからエッジつまり250くらいのキャリーが出せればピンに近づけるショットが打てるかもしれない。というか、イーグル取ればまじで。ある。通過の可能性。つま先下りの多少左足上り。右サイドは全部池だけど、池の上からドロー気味に入れるしかない。勝負!スプーンで勝負したそのボールは。これまでの見たこともないような最高の弾道でグリーン面に着弾、アゲンストも強かったせいでそこにストップ。残り20ヤード強のパッティングが残る。
ここでのマイクの一言「ここでそのショット打てるのは本当にすごい。What a shot you are, that the way gooood shot.」
正直、打った本人が一番驚いていたのでなんとも言えなかったが。ただ、アメリカに来て本当に認められた気がした一瞬でもあった。
かと言って、そこから3パットしても仕方ない。15ヤード上りのスライス、最後下りが入るライン。タッチはよかったが微妙な1mのバーディトライ。マイクのラインが被っていたせいで、イメージがわき、そしてナイスパッティングでバーディゲッツ!
もうここまで来たら、後3ホールで3バーディで奇跡の通過がある。マイクもカットは69で硬いって踏んでいたから、ウィリー以外の二人は本当に集中していたと思う。
ちなみにマイクはこの時パープレー。
7番ホール 403ヤード ミドル
使用クラブ:3W→8i→PTx2
ティーショットオナーの俺。ここでちょっと変な考え方が頭に浮かぶ。このまま上がれば、それなりのスコアで恥ずかしくない。世間にもそれなりに結果を示せる。こんなことを思っている時点でダメだなって自分で言い聞かせ。残り3ホール全ホールバーディのためにとティーショットスプーンを選択。砂漠方向に飛んで行ったので、不安だったが、ウィリーが絶対大丈夫だと俺には見えると根拠のないことを言ってたので、それを信じる。結果、つま先上がり、陰毛ラフ、残り150ヤード。間違ってもピンラインには打てない。打ったら絶対奥だし、手前はボギー確定バンカー。ということで、パーを選択し、バンカーラインを避けて左サイドに8番アイアンでスーパーカット上打ち。これは結構うまくできて、左サイドのグリーンにギリギリ乗る。マイクはドライバーで今日一のボール。350ヤードくらい飛んで、グリーン付近。そこからトンキュキュキュのスピンボールでピンそば2mに。
僕のパターのラインは傾斜を3つまたぎ、下り、かつ大きめのスライスという、意味不明ライン。どうしても寄らないだろうと。とりあえずパーチャンスが持てるラインを選択、1m強のパーパットを沈める。もうとにかく拾うことに必死で集中していた。ここも拾う。というか、日本ならグリーン上からナイスタッチで1m以内によらないことはない。ぶっちゃけこのパターはウェッジで打ちたかったくらいのイメージだった。
追記:他の二人から、ナイスパーの声もあり、またkeep it goin!の応援もあり。
8番ホール 200ヤード アゲンスト
使用クラブ:6i→9i→PT
ここでバーディを取れば、パープレーつまり71回。最後に繋がる。
ただその思いだけでショット6番アイアン。ピンハイに飛んでいったが、グリーンエッジで左に蹴られ、激ムズアプローチ。フェアウェイからエッジまで1mほど登って、そこからピンまで下っていくライン。正直、ウェッジ。パター。色々と考えたが。一番イメージの出やすい9番アイアンでヒール浮かせて足を使ってギリギリエッジで止まる勢いで打つ。後3cmずれてれば入った。そして5cm先で止まる最高のショット。ギャラリーにもため息が漏れる最高のタッチだったと思う。実際ギャラリーから声かけられた。「お前、今のは入ったと思ったよ」打った本人は、エッジを超えろって思い打っている。ギリギリ山を超えて、シルキータッチで転がった、ラインに乗った。これは入るって思って。タイガーのように歩きながらガッツポーズをし損ねる。笑
9番ホール 428ヤード 激打ち上げ。
使用クラブ:1W→56Wedge→PT
最終ホール。最後、もしかしたら近くまで打てれば、イーグルで可能性がある。下手したらバーディでもオルタネート引っかかる可能性すら否定できない。そして何より18ホール目までチャンスが残せたのが本当に嬉しくて、最後は全身全霊の力を込めて、ドラコン打ち。つまり、フルパワーで振りちぎった。残念ながら右に出て残り100ヤード切るくらいの距離。目の前には木。ただ全然抜けそうな雰囲気。他の二人は160ヤードくらいからピンに打って来た。こっちも負けてられない。ラフが多少入ったので、キャリー70ヤードラン30ヤードのイメージで最高のショットが打てる。グリーン周りにいたおじいさんギャラリーが拍手。おっ、これはついたかもしれない。イーグルではないにしろ、最後はしっかり打とう。
マイクが後ろからきて、お前飛びすぎだろ。って笑いながら近寄って来た。最後、お互いに頑張ろうな。と、なんか素晴らしいスポーツマンシップ。あのマイクが寄ってくる様子を後ろからテレビで放映して欲しかった。マスターズのガルシアとローズぐらい素敵だったはず。(笑)
マイクが残り2mの横から、僕が上の2mからのラインはどっちにもなるスネーク。正直、最後どっちか読み切れずにまっすぐ強気で打った。カップ1cm左をすり抜ける。マイクは逆に曲がった。強気のパットだったので1mいってしまったが、それを入れても入れなくてももう予選通過はない。が。とりあえず丁寧に入れてラウンド終了。
最後にみんなと握手と挨拶。
みんな力強く手を握ってくれて
社交辞令だとしても、次にアメリカに来たら俺が助けてやるって言ってた、マイクのキャディ、カイル、ウィリィのキャディ、みんな良く頑張ったとお互いを叩き合い。ってか欧米人のスキンシップ多少痛い。笑
心の中では、本当に疲れたと言う思いと、本気で疲労した体、頭の疲労感が半端なかった。充足感はもちろんあったけど、逆に悔しい思いがすごくあった。やってやった感もあったけど、本当に後少し、されどだいぶ大きな技術の差を認識することになった。
とりあえずラウンド終了した。
結果は22位タイ。前の組みを回っていた太っちょのプロが優勝。PGAに出たことがある人の中でここまでやれたのは自分の中ですごい自信になった。
追記→基本アンダーじゃないと通らない。そりゃそうか。通る可能性は十分すぎるくらいあったし、マイクからさっきありがとうのメールしたら、連絡がきて。お前ならできる。俺が知ってる日本人の中では一番素晴らしいゴルファーだと社交辞令を頂きました。特に打つまでのスピードが。。とのことでした。なんだそれ。ショットじゃなくて、打つのが早いから素晴らしいってオィ。笑。まぁよかった。
とりあえず、もう飛行機に乗る時間なので。まとめは後ほど。
後、この後のギャンブルの結果も後ほど。日本に帰ってから。
とりあえず。バァーっと綴ってみた。
なんか、上の写真の自分の疲れ感と残念感と照れてる感が笑えますが。
さて、飛行機乗る準備。ではでは。
USOPEN滞在記 4日目 噂のトップゴルフに行ってみた。
みなさんこんにちわ。森です。
今日は、朝練習場に行き、ラスベガスとしては珍しい雨に見舞われ、しかも昨日の30度超えから一気に17度とありえない基本変化に半パン、ポロシャツでは耐えきれない中、とりあえず調整してましたが。今日は調子悪し。きっと明日は良いだろう。。
昨日の欧米人は結局現れず。笑。代わりに日本人の方に声かけられました。
さて、今日の本題はここからです。
そう。あの噂のトップゴルフ。ちなみに私は富士市にあるトップゴルフさんに良く行きますが、このトップゴルフはいわゆるゴルフアミューズメント施設と言えます。
いまいち、どんな大きさかわかりにくいと思いますが。外から撮るとこんな感じ。
いわゆる練習場ですが。1打席日時や時間帯にもよって違いますが45ドルから90ドル1時間。まぁ盛り上がっておりました。日曜日の昼すぎですでに2時間待ちということ。これは受付。かなり派手な感じ。若者から旅行者、カジノで遊び疲れた方々など様々なお客さんで賑わっていました。
打席はこんな感じ。
日本人なら8人は座れるだろう席なのに居酒屋的なノリでアルコールをガバガバと。そのうち、3階席から落ちるんじゃねーかという酔っ払いもいましたが。これは、ラスベガスだからということもあるのかもしれませんね。
この穴が適度に空いたターゲットにボールが入ると、席の打席についているシステムが稼働して簡易的なゲームができるというわけです。クラブは全ての席に付随してますのでクラブはもちろんいりません。ってか。練習場なら誰かしら自分のクラブを持ってきている人がいるかと思いましたが、誰一人として見かけませんでした。
ちなみに下記が、各階の内容。
えっ、プールあるの?って正直ビビりましたが。
この寒い中誰も泳ぐ人はおりませんでしたが、それでもなんかセレブな方々がアメリカの映画的なパーティしそうな雰囲気を十分に味わえたわけです。
お土産はこちら。二つで10ドルくらいかなぁと適当に買ったら。二つで17ドルっておい。どういう値付けだ。。。
以上
トップゴルフに行って見たでした。
明日はついに本番です。ということで、とりあえず本日は休みまーす。