ゴルフが上手い人と下手な人についての討論
先日、ゴルフが上手い人と下手な人的な話になりまして。
「スイングとか、正直どうでも良いと思う」
プロとアマの違いというと、どちらからというと、スイングの話や、打った球筋の話になることが多いようですが。
「100打つってのは、多分、ゴルフの本質を理解していないからだろう。」
逆にスイングはハチャメチャでも、70台でラウンドするオジさん達は山ほどいるわけで、いや、しかし、70台でラウンドすることができる人を、ちょっとセッティングが厳しくて、難しいコースに連れて行けば、平気で90以上打つのがゴルフなわけです。
つまり、本質的に上手ということは、どんな状況においても、なんとなくコース攻略ができる人と同時に、コースを攻略するための技術を持つ人であるということが言えるのかな?
クラブチャンピオンって憧れらしいですけど、同じゴルフ場である程度ゴルフやってれば、一定の技術と戦略で簡単にクリアできるのではと思うわけです。
先日、ハンディキャップ9前後の人とゴルフ一緒にしましたが、う〜ん、なんとも、言いたくはありませんが、それほど上手いとは思えませんでした。もちろん、上手でしたけど。ハンディキャップ5の人ともラウンドしましたが、多分、しばらくスコアカード提出していないんだろうなと思う感じでした。
スコアが良ければ、良いのか?「競技なら良い」と言い切りたいのですが、アマチュアならそんなことありません。また、次もゴルフ一緒にやろうと思えるゴルファーであり、同時に上手であることが理想像かもしれません。
年上だからピンを持たないのか、それともマナーを知らないのか。
僕の中では、
「ゴルフ場にいる以上、ゴルファーという身分以外はない」
と思ってます。
老若男女関係なく、大統領だろうが、ヤクザの親分だろうが、フリーターであろうが、ニートであろうが、基本的にはゴルファーであり、お互いに尊敬し合うべきだし、お互いに優しくあるべきだと思います。
さて話を戻しますが。
「スイングとか、正直どうでも良いと思う」
の本意は、私が(1日2時間は最低でも考えたり練習したりしているので、365X2X14=10220時間。つまり、所謂それなりに上手くなるための時間はクリアした私として)とあるトッププロの方とラウンドしたときに言ってました。しかし、もちろん、そこには含みがあって、「スイングとかどうでも良いくらいやったから」っていうバックグラウンドの上、話されてました。でも、実際はゲーム感だったり、運の要素だったり、持って生まれたものだったり、その中で自分のゲームを作れる人が一番強いなんて話をされてました。
ヘナチョコボールを打っていながらも、スコアをまとめてくる人は、ゴルフがわかっているというわけではありませんが、ただ、ゴルフというゲームのプレーの仕方をわかっているって話ですね。試合等でそういう方とラウンドすることがあります、ヘナチョコでは決してありませんが、ちょっとクセのある球筋で210ヤードキャリーぐらいのボールで攻めてくるのですが、6000ヤード前後だったら、ほんとスコアに差は出ないんですよね。これは本当に面白いなって思います。
ってか、さっき、自分のゴルフ時間が1万時間を超えた的なカッコ書きがありましたが、1万時間を超えると1流らしいのですが、最近の研究成果ではスポーツでは18%の人が1万時間で良いらしいです、つまり、センスがあって1万時間、なくて5万時間くらいってことですかね(笑)僕はまだ1流ではないので、センスがないのでしょう(苦笑)ちなみに今世界で活躍している松山選手は、多分20年間ほどゴルフに毎日8時間は取り組んできていると考えると5万時間以上の計算になりますね、やはり絶対的な練習量が必要なんだろうなって心から感じました。彼はセンスがあるはずですから、世界トップレベルには、センスがあって5万時間なのかなと。
で、結論としては。
下手な人は練習不足、上手な人は練習しているって、ただそれだけの話です。
練習にならない練習をしている人は、ただ時間の無駄遣い。価値のある練習をしてみたほうが良いそうです。でも、無駄なことはないですがきっと。
しっかりとした理屈を持った人から、技術を持った人から、そしてそれを実現できる人から、基礎だけを習って3年はやったほうが良いです。
ではでは。