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森くんがやるいろんなこと。

イップスの直し方。

イップスの直し方 実はものすごい簡単です。 イップスは心理学的にいうチョーキングというものだというお話は以前したかと思いますが イップスを脳から見てみるとすごい単純なものなんですね。 イップスは、ゴルフのパターや、ビリヤード、ダーツ、いわゆるメンタルゲーム的な要素に おいて多く見られます。 ある種のトラウマ的なことが、神経伝達をしないようにさせるものです。 手が思うように動かない。 なぜか? 神経伝達がうまくいっていないからです。

BRAIN PANIC 脳とゴルフと私について-神経伝達絵 単純な話ですが 電気信号が身体の中でうまく伝わっていないというただそれだけの話です。 では、どうすればそれを直すことができるのか???

まずは、前提条件として、パターのイップスにかかったとします。 原因は、不明。 結果、とにかく1m以内のパットは入る気がしない。 これは先ほど言っているように神経伝達がうまくいっていないだけです。 今から見せる脳波は、

知り合いのイップスにかかった男性のショートパットをする時の脳波です。

BRAIN PANIC 脳とゴルフと私について-イップス脳

次のホールのドライバーの時はこんな感じです。 BRAIN PANIC 脳とゴルフと私について-ドライバー脳 見て分かるかと思いますが 脳波がここまで違います。 つまり、パターの時だけ脳の状態が良くないということです。 注意力が散漫状態ということです。 集中ができていないということです。 緊張をしているということです。

この状態を神経伝達の図で表すとこんな感じです。

BRAIN PANIC 脳とゴルフと私について-神経伝達図

ではどうすれば直るのでしょうか?

この赤い線を消す方法

大きくわけて二つあります。

一つ

 ニューロフィードバックを行う。

 つまり、自分の神経伝達の様子を自分で見ることで

 コントロールしてしまおうということです。

 通常は上のようなニューロフィードバック機器(8万円程度)などを購入して

 調整します。詳しくは挑戦してみれば分かると思います。

二つ

 そんなお金は払えないということであれば

 神経回路を変更するということです。

 今までのパターを変えたり、パッティングフォームを変えたり

 とにかく、違う神経を使うよう努力します。

 そうすることで、改善されるケースも多々あります。

その他方法

 これは荒治療で、なおかつ都市伝説的な要素もありますが

 パターで入らないことを良いこととするということも上げられます。

 つまり、心理学的な言葉で言うと、記憶の刷り込みを行うわけです。

 ただし、プロの選手がこんなことをやっていては食べていけませんので

 あまりおすすめしませんが。

 アマチュアであれば1m、50cmは入らないものだと認識するだけで

 全然イップスは直ります。

あきらめることで、神経伝達が行われるわけですね。

心理的な側面から見た場合のイップス

 すごく難しい問題ですが、脳から見ると大したことはないんですね。

 一生懸命プラス思考になろうとしていること自体が難しいですもんね。

マイナス思考でも

神経回路が繋がっていれば、

手は動きます。

ショートパットは

入らないと思っていても、

手がしっかり動けば入ります。

 

 心のコントロールってのは、つまり脳ミソのコントロールなわけで。

 だから脳みそコントロールしてみることがまず第一です。

 もし信じられないという方は、

 是非チャレンジして見て下さいな。

 百聞は一見にしかずです。

 

 ではでは。