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森くんがやるいろんなこと。

イメージトレーニングの仕方

イメージトレーニングの仕方についてご説明いたします。 イメージトレーニングで大切なことは。 実際に経験したことでないとイメージできないということにあります。 例えば、マスターズの18番のバーディパットを決めるイメージを持つ。 というのは、マスターズのバーディパットを打つことがない人には イメージができないものです。 できますが、それはただの妄想にすぎません。 ちなみに妄想は、脳にとってはテレビを見ている状態と変わりません。 妄想で脳の神経細胞が実際に体を動かした状況と同様にはなりません。 ただし、おもしろい実験が行われておりまして。 脳の状態を調べながら行った研究ですが。 イメージトレーニングをする際に ゴルフを全くしたことがない人に、自分がゴルフをするように イメージをしてもらったところ。 脳の状態として、 テレビなどでゴルフを見ている状態とほとんど変わりませんでした。 逆にレッスンプロにゴルフの仕方、つまり基本を教わってから イメージトレーニングをした時に、 脳の状態が実際に自分の体を動かす脳の動きと同様になりました。 ただしほとんどのアマチュアゴルファーができもしないことを 妄想してトレーニングしています。 まずはイメージトレーニングをするのであれば、 そのイメージを作る為にはどういう動きをしたら良いかを学ぶ ことから始めたほうが良いと思います。 最も分かりやすいところで言いますと。 レモンをイメージして酸っぱいと感じることと同じです。 もしレモンが何か分からない人は酸っぱいことを感じないのです。 だから、イメージトレーニングに大切なことは。
イメージすることを 自分ができることにすることなんですね。
また、一方で別のイメージトレーニングもあります。 これは例えば成功のイメージを持つトレーニングです。 自分がありたい姿を想像することでそれに近づけるといった類いのものです。 これは脳というよりも心理学の世界の話で いわゆる先日お話をした、コンフォートゾーンと同様の話です。 成功のイメージを連日連夜想像することで そのイメージを現実的なものと意識して 自分の普通にしてしまうということです。 意識レベルの底上げとでも言いましょうか。 この二つを混同しないようにイメトレを行いましょう。 ではでは。 こんがらがりそうな話ですが 脳科学の観点からお話させて頂きました。 雨が降り、外で球が打てない時は、 イメージトレーニングをしましょう。 また、どうしても力を発揮したい場合は コンフォートゾーンの底上げのイメージトレーニングをしましょう。 ではでは。