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森くんがやるいろんなこと。

ゴルフスタイルの決定①

今週のビーフ

な、なんと!?あのジョンストンとジョンが意気投合したらしいです!

二人とも大好きなので、これは最高。

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ゴルフスタイルの決定①

 今日は夜からプロテスト2次落ちのゴルファーのメンタル的なセッションを行いますが、ちょっと虐めてやろーっと本来Mなのに、S全開の森です。

 これはゴルフアルゴリズムでも触れてはいますが、

 「スタイル無くしてゴルフは上達しない」

についてのメモ(②があるかはわかりません)

 

 

 自分の中に明確なスタイルが存在しない人は、いつまでたっても何が上手か決めることができないですし、曖昧なゴルファーになりがちということです。

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 「俺はこういうスタイルだから、ここは守る」「俺は攻める」でもなんでも良いのですが、基本的に意思決定をする際に最終決定要素は自己のスタイルだと思ってます。意思決定関連の話は、このブログでも結構しておりますが、何をするべきかを決める。もちろん、最終利益を増やす、ゴルフではスコアを減らすために最善の策を取ることこそが重要ですが、最善の策が決まらない場合に生きてくるのが自分のスタイルということです。スタイルを別の言葉に変えるなら、失敗しても成功しても心地が良い状況でいられるということ。

 しかしながら、ボール花道、ピンセンターの状況で簡単なアプローチを選択したほうが良いのに、ロブショットを選択することは違います。それは、そもそも普通に打つという選択が出来ない場合以外には有りえない。そこにスタイルはいりません。普通に寄せれば良いのです。もしくは入れれば良いのです。

 通常の状況では、何が一番最善かで選択すれば良いですし

 それ以外の状況(トラブルや痺れるライ、ティーショット等)では、何が一番後悔がないかということを決めて行動を起こすほうが良いかと思います。もちろん、通常の状況でもこのほうが良いと「匂い」や「雰囲気」で決定することは良いことです。ただ、それが最善かどうか、スコア直結のミスジャッジではないかということも有りえます。

 思考や戦略という意味のスタイルと、ショットや技術のスタイルもあります。ここ数ヶ月間考えてきて答えは出てませんが、ただ、明らかにヨーロッパ、オーストラリア、アメリカ、アジアのツアーで技術のタイプが違います。日本は、自分が日本なので評価しにくいのではありますが、世界を戦ってきたプロに自分のことを聞くと「森さん的ゴルファーは日本ではあんまり見たことないです、オーストラリアとかアメリカでは数名見たことがありますよ」と言われたことがあります。

 ちなみに私は基本的には、すべて曲げます。右から左、左から右、下から上、上から下と、まぁいろいろとやります。その方がイメージが描きやすいからではあるのですが、たまになんでそんなに曲げるの?って聞かれることがあります。だって楽ですもん。せっかくだから図を書くとフックラインとスライスラインの間に球筋を揃えてます。もし1度ごとに打ち分けられるなら、だいたい打ち出し角度が横で45度縦で15度くらいありますので、675パターン(45x15)の幅で打っていけば良いです。それを、まっすぐって考えると、1度の幅に全て入れていく必要があるってことです。そんなの無理(笑)(下記の図のハートっぽい線の中に全て入れていきます。)

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 私にとってはそれが「誇り」であり「スタイル」だと感じてます。例え、「ジェイソンデイが森は曲げるのをやめたほうが良いよ」と言われても、それは辞めません。「いやいや、お前が曲げろよって言う」と思います。そもそもジェイソンはそんなこと言ってこないと思いますが。

 ここで言わんとしていることは、自分の技術に「誇り」を持つということが大事ということであり、「誇り」を持つレベルまで練習をし続けなければならないということです。毎回、雑誌の記事に踊らされていろんな球筋や技術を身につけている人は、一生「誇り」なんか持てないでしょう。だから下手であり、カスであるということです。

 私の師匠達は、多分ですが全員「誇り」を持ってます。だから、それが自分に合わないものであろうとも話を聞けます。そして、それが絶対に間違っていない、もし間違っていたら切腹くらいのレベルで話をぶつけてくれます。「あぁなんて素晴らしい方々だ」といつも感じてます。

 武術の世界では必ずと言って良いほど「〜派」が存在します。日本も昔は、「〜派」が存在しました。例えば、私は剣術を幼少より学んできましたが、うちの先生は「小野派一刀流」と言ってたので、具体的にはどんなもんなのは知りませんがそういう技術を体得しているのかもしれません。山岡鉄舟は、神陰流やら、北辰一刀流、小野派も学んでいたと思いましたが、結果そこから、一刀正伝無刀流を開きました。

 日本には、「守破離素晴らしい言葉があります。これが日本からきたものかは知りませんが、まずは守る(教えを)、破る(教えを)、離れる(教えを)これは、教えを守って、それを破り、自分なりの新しい教えを見つけ独立するということだと思ってます。詳しくはwikiで!

 ゴルフも「守破離」でやれば良いのではと。ちなみに多くのアマチュアゴルファーは、守も破も離もありません。ジュニアからやっている人達は、少なからず「守」をやってきた人達が多く上手です。一般アマチュアは、そもそも「守」を教えてくれる人が近くにいません、だから下手ということです。

 多分、自分のスタイルを決定するということは、「離」ということだと思います。つまり、自分の流派を作るくらいのものです。そこまでたどり着ければプロとして食べていけるのではないかと考えます。もちろん私はプロではありませんが。

 ちなみに私はというと、今、「守」と「破」の真っ最中かなと。もしカテゴリー分けしていくのであれば、ティーショット「離」、150ヤード以上「破」、100ヤード以内「守」、パター「破」、メンタル「離」かなと。死ぬまでに、森派一刀流を作れれば面白いなーーっと思ったりもしています。

 五輪書ではありませんが、ゴルフ版五輪書と思って

 

ゴルフアルゴリズム: 下手の理由と上手の理由
 

 

を書いてますのでそちらもよろしくお願いします。

 

P.S. 

 最近、飛びッシュが売れております。おかげさまで在庫がなくなってしまいました。作らないとならないのですが。配合難しいんです。頑張ります!

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