The Game I love

森くんがやるいろんなこと。

久々に投稿。日米比較と愚痴。

みなさんこんにちわ。

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最近、全米オープンロスからのなんか「滾るゴルフ」を求めてやまない森です。

先日、日本オープンの二次予選に参戦してきまして。これで日米の比較ができるわけですが。

浜野ゴルフクラブ(井上誠一さん)の会場で行われた、まぁ本当に広いコースでの戦いになったわけですが。暑いし、途中で雨による中断ありと、結構、運も左右するのではないかと思われる状況。

僕は、なぜか左に飛ぶ病気にかかり、まぁ傾向が朝からありましたが9ボギー、3バーディ、1イーグルで落ちました。9ボギーも打っている時点で終わってますが、まぁ悪いなりに最後までホールアウトできてよかったです。カットラインは68だったので、ボギーを9つ減らせば(タラレバ)通過ですが。まぁそんなこと言うよりは、単純に仕上がっていなかったと言う方が正しいでしょう。

 

ともあれ、ズバリ日米の比較をしてみたいと思うのですが。

1.日本って、みんな知り合い同士なのは分かるけど、集団形成をしています。

 学生の上下関係なのか、プロの世界の上下関係なのか、胸を張っている人と、頭を下げている人がいます。基本的には、全員、お互いによろしくお願いしますだと思うのですが。ちなみにアメリカは知り合い同士が一緒にいることもありますが、基本は帯同キャディと二人で行動をしているように見えました。国民性かな。もしかしたら。

2.ゴルフ場におけるセッティングや環境 

日本では。ヤーデージのペイントがない。練習場が芝じゃない。帯同キャディは禁止。当日のプレー費用が無料ではない。セッティングはそれほど難しくない。

 ヤーデージのペイントが無いってのは、意味不明でしたが、普通ショートホールとか、ペイントがあるのではと思ったのですが無いんですね。測定器使えば良いのですが、もちろん禁止ですので。グリーンフィーは無料でしたが、税金とかキャディフィー払うと結局結構良い金額になるんですよね。練習場が芝では無いというのは、ゴルフ場様の問題ですので仕方無いかもしれませんね。セッティングはたくさん打った僕が言うのもなんですがあまりピンとこない。ラフから打っても止まるし。まぁ天候の問題もあるでしょうから、もちろんみんな同じ環境なので問題は無いかと思ってます。

3.観戦禁止。

 アメリカは観戦OKでした。日本はダメなようですね。なぜ。別にいいじゃん。マナーの問題なのか何なのかは分かりませんが。。。。

で、ふと、思ったのですが。なぜ、日本では帯同キャディが禁止されているのか。アマチュアの試合でも、帯同OKなら、友達を誘って試合に興味を持ってもらうことにもなるだろうし、僕的には帯同キャディによっても大きく公平さが出ると思っているのですが。と言うことで、JGAに教えてもらおうと思い、以下の文章をファックスにてお送りしました。JGAの担当者様ご返答よろしくお願いします!

 

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でも、もし、そのルールが変わるようであれば、帯同キャディ派遣センターでも作ろうかと思ったわけです。やっぱり、気の合う仲間が担いでくれたらそれがハッピーだし、もしかしたら、奥さんに担いでもらったらきっとゴルフへの理解も深めて。。。笑。くれるのではと思うわけです。

上の写真は全米オープンの時に、他の選手のキャディと一緒に歩いている写真ではありますが、僕のキャディさんは、後ろで写真撮ってましたが(苦笑)。。

 

あと、ここからは本当に思う最近のゴルフ界のことですが。

 プロゴルファーとアマチュアゴルファーって分けるのもうやめたらどうかなって思うわけです。プロゴルファーになったばっかりに稼げない人たくさんいるような気がします。アマチュアゴルファーの試合にも賞金出せば良いのではと思ったりもします。別に自分が稼ぎたいわけではありません、そんな上手じゃ無いし。ただ、ノベルティを用意するくらいなら、その分上位の人に何かを手厚くするとか。なんか無いのかなぁ。と。ゴルファーはゴルファーで同じじゃん。変な線を引いているせいで困っている人がたくさん生まれているのかなと。変な線を引いているせいで、ゴルフできる人が限られているのではないかと。ただし、その変な線のせいで稼いでいる人も同時にいるわけですが。まぁ愚痴を言ったらキリがありませんが。そもそも、僕らはプロゴルファーやアマチュアゴルファーである前に、一人のゴルファーではないかと思うわけで。

 まぁ、今後、日本のゴルフ界が変わるのであれば、今更ながら「OPEN化」なのかなと。いろんな意味ではありますが。もちろん、問題点は相当数出るだろうし、いろんな関係も一からとなるだろうけど、まぁそれはそれで。

 ぶっちゃけ勘違いして欲しくないのが、シャツの裾を出すとか出さないとかじゃなくて、もっとゴルフのし易い環境を作ることだと思ってて、それがジュニアのためとかいう(ジュニアだけじゃないだろゴルフするの)意味不明なものではなく、ルールに抵触しない範囲で、OPENにして欲しい。と心から思う今日この頃でした。

 ちなみにアマチュアへの賞金は別にいらないと思いますが、帯同キャディはオープンにして欲しいな。と。。。。別にこれなら、今の仕組みに追加するだけだし。ハウスキャディ限定だとしても、ハウスキャディのフィーを払えばゴルフ場さんとしても売上減らないし、もしかしたらキャディさんもご飯食べるから売上増えるし、まぁもちろん、そんな簡単なものではないと思いますが。。。。

 さて、この暑い夏。稀に暇だったのでブログを書いてみました。

 

USOPEN滞在記 結果とその後

みなさんこんにちわ。

無事アメリカを出発するつもりが、さすがの悪運の強さか。ロサンゼルスにて飛行機がトイレの故障にて動かず。結果、ラスベガスでもう1泊することになりました。

最初は10時20分の発予定が、18時になり。結局、キャンセル。明日、県の試合があるのに出場できないじゃん。。。。 チーン。アメリカとの差を肌で感じたかったんだけど、これも何かの縁、きっと意味があると意味不明なことを思いつつ。

さて、全米オープンにチャレンジして得たことをまとめてみました。

前回のブログには結果を書きませんでしたが、72(+1)、パー71のコースでしたので1オーバー。正直、今までの試合の中でもトップレベルで結果が良いものだと思ってます。昨年の県アマの決勝で95打つ人が、なぜUSオープンの予選で72なのか。笑

これは集中力以外の何者でもないのか、それともアメリカが俺にあっているのか、それとも、いやはや、自分が上達しているのか。なんか色々と理由はありますが、ここ半年間での成長の結果が出たものだと思ってます。応援してくれる人やゴルフ仲間には本当に感謝しています。

カットラインは69。69の二人はプレーオフしてました。

オルタネートは69と70の人。

なんとかこのボードに名前を載せたかったですね!畜生。

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 スコアカードはキャディバッグの中なんで、また日本に帰ったら写真撮って追加します。

 

さて。
全米オープンに出るという、ちょっとした勘違い。
もしかしたら、どうにかしたら、何とかしたらといろんな想いがありましたが。
たらればはいくらでもありますが、上位の人間も同じはず。
実際に全米オープンのセクショナル、本線と続く中で、自分が世界のどのレベルにいるのかわかった気がします。多分世界ランキングなら5万人には入るんじゃないかと。ちなみに今回のUSOPENの予選には全世界で9500人が参加しているそうです。ほとんどがアメリカ在住のゴルファー。ハンディキャップは1.4以下という縛りと、たくさんスコアを打つと1年間出場停止と言うルール。日本ではなかなかない試合かと思います。

9500人のうちの20%と言うと、2000番くらい。まだまだあと1999人倒さないとならないと思うと結構大変かもしれませんが、決してできないことではないと体感してます。ちなみに飛距離は相当レベル高いです。これは現地の方に教えてもらったので間違いありません。

さて、SNS類で多くの人から質問があったことに対して回答します。ただし、これは今回ラウンドしたコースという限定条件付きですのでご容赦ください。

質問1。何が一番違った?

 ①アイアンのコントロール

 私が感じたのは、ボールの高さとスピン量の多さが1つ。あとフェードと言うか、ほぼストレートに近いカットを打つ人が多いなと感じました。これは、練習場でも現場でも感じたのですが、あんまりドローって感じのボールを打つ人は少ないように感じました。多分、最近のボールや道具の影響もあるのではないでしょうか?彼らのボールは僕が気持ちよく打ったドローボールとは違い、必ず止まってきます。と言うか、多分考察するに、降下角度が違うだけかと思います。落ちぎわで落下角度が違うのかなと。なぜなら、キャリーしたポイントから僕は前に跳ねてスピンで止める。彼らのはキャリーしたポイントからスピンというよりは、ソフトランディングして止まる。実際に本当のところはわかりませんが。今の自分の球では攻めきれないところがたくさんありました。

 ②アプローチ

 あとアプローチの仕方に大きく違いを感じました。日本でアプローチっていうと大抵の場合はカップに狙って打ち出しを作るのですが、アメリカだとカップに向かうラインにアプローチをするって感じでした。フェアウェイからならスピンも入りやすいのである程度キャリーを出しつつカップめがけて打てるのですが、変なところに行くと、山の頂点でストップさせてそこから傾斜を使うとか、傾斜にランディングさせ勢いを殺すとか、グリーン面をフルに活用してやるのかなと思いました。極端な話、夜なら真横に打ちます。もちろん今回のコースだ毛かもしれませんのでなんとも言えないですし、ワングリーンでグリーンが大きいからということもあります。そういう意味で創造力と想像力が必要なのかなと思いました。

 ③スポーツマンシップ

 ナイスボギーやナイスパー、ナイスバーディやナイスなショット、全てに対して必ず賞賛します。日本で試合しているときは、ナイスショットって言うと俺の中ではナイスじゃない的なこと言う人がいたり、ナイスボギー(いわゆる、ガッツボギー)に対してナイスボギーと言うとイラっとしている人がいらっしゃったりするケースがあるかもしれません。日本人の国民性もあるのかなと思うのですが、もっとお互いに仲良くプレーできたらきっと楽しいのかなと思う部分でもあります。

 ④飛距離

 これは正直なんとも言えませんが、グリーンがあれだけ硬いと飛距離を出すか、アイアンのコントロールできる幅を高めるしかありません。僕はスプーンを多用しておりましたが、それは飛ぶから。決してアメリカ人が飛ぶということはないとわかりました。ただ、躊躇なしにドライバー振ってくるのでびっくりしますが。選手次第というところじゃないでしょうか?

 

 他には芝や言葉、文化、風、地面の硬さ、とまぁまぁいろんなフィールドがあるのかなと。身近なところで最高のプレーをするのも一つだと思いますし、それはそれで面白いのかなと思ってます。ただ、今回、アメリカを体感して。この緊張感、このアウェイ感、そして同時に外から来た私たちに対しての優しさ、礼儀ではない本当のコミュニケーションと久々に刺激を受けました。

次は全英と言いたいのですが、イギリスのイメージがあまり出ないので、やっぱりもう一度全米にチャレンジしたいと考えてます。

また、いろんな意見がありますが、いろんな言葉がありますが、やっぱり現場に行かないと説明できない感じがあります。

日本人一人で、しかもプロでもないのに、アホかと言う人もいらっしゃるとは思いますが、私は真面目に予選通過を考えていましたし、そのための練習をしてきました。そしてアメリカで初試合、初ラウンドの中で、自分の中ではできることは全部できたのかなと考えています。

だからこそ、できないことがたくさん見えたし、フィールドが変わった時に対応できない自分の技術のなさ、きっとその技術があれば、もう少しゴルフが簡単に展開できたのかなと思いました。全部が正解だとも思いませんし、結局、予選落ちれば、参加した意味なんて関係ありません。ただ、もしそのようなことを言う人がいるのであれば、
ぜひ参加してみてください。スコアじゃないゴルフの素晴らしさを得ることができると思います。

さて、最後の半丁博打ですが。どうやら、私には才能がないようです。ものの5分ほどで全てを失いました。チーン。バンカーが得意だからとバンカーに張ったのが間違ってた。(苦笑)

試合の日からほとんど寝ていませんので、今日はまだ夜7時ですが寝ることにします。

下記はラスベガスを出るところ。SEE YOU NEXT YEAR!

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飛びッシュもウネッティもよろしくお願いいたします。

 

全米オープンローカルクオリファイ日記。その1日を忘れないために全てを記憶。来年出場する人たちのために。

全米OPENローカルクオリファイ@ラスベガス

あの1日の記録と記憶

更新版。(文字修正を加えました)


それでは、すべてのホールのメンタル状況やショット内容についてこれから解説していこうかと。だいぶ長くなりますがお許しください。

 4時55分 
 前の晩にいろんな事情があって眠れず。もちろん興奮もしているのも重々承知。
寝床に着いたのが、夜2時30分。眠れない時は寝なくて良いという前向きなウェブを見たこともあり、寝ていないことは心理的プレッシャーにはならず。


 5時15分
 熱めのお風呂に入り体を起こそうと、とりあえず風呂で10分程度。
 頭の中にあるのは、大丈夫かなという不安。結局何が自分もしたいのか分からなくなったらどうしよう。良いスイングイメージが湧いてこない。まぁ不安が高まるばかり。日本と違って、試合だろうがハーフパンツ許されるアメリカだけど、昨日の練習ハーフパンツで練習して上手く行かなかったので今日は普通のパンツ。ポロシャツは白と決めていたのでそれを着て。とりあえず、エヴァンゲリオンのシンジくんのように「逃げちゃダメだ」と3回唱える。結構、ビビってるんですね実際。


 6時
 昨日購入したピザを、不味いと思いながら食べつつ、スルーの歩きのラウンドをやり遂げるために、シトリックアミノの準備とスッパイマンの用意、あとソイジョイと飴。

6時30分
 ドキドキが止まらない。昨日、車を運転していた時に、譲り合いをした時に指を立てられた時のことを思い出し。日本では譲り合いありがとう。アメリカでは譲り合いFuck youだと思い笑う。クラブを一通り確認。トップゴルフさんから借りているパターが入るかチェック。


 6時35分
 車に荷物を入れ、キャディさんを待ちつつその間に「静かな日々の階段を」と昔の曲を聴きながら必死に落ち着いたふり。未だにスイングイメージが悪い。どうしよう。
 とりあえず、テンションを上げつつ、腹をくくりつつ。現場に向かう。7時集合って言うから、早めに行ったのに、アメリカ人の参加の遅さにドン引き。そして駐車場で上手そうなゴルファーがたくさんいて、初めて日本で試合に出た時の「自分より全員上手いかも」感が半端ない。同時に、ここで90回とか打ったら日本に帰ってどんだけみんなにバカにされるかと少々苛立ちを先行して感じる。


 7時
 バッグを持って受付に向かう。基本英語でみんな挨拶。そりゃそーだ。受付のアメリカ人ぽくない綺麗な女性にきつめに「9時10分」インスタートだよと。日本と違って、なんかバッグタグとかもらえるのかなと思ったけどもらえず。ちょっと残念な気分に。
 

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7時15分
 とりあえず、練習場に向かい練習をする。基本ボールはタダ。芝から打ち放題。やばい。全員俺よりうまいんじゃないか。おい。やばいよ。やばいよ。
 7番アイアンをとりあえずフルショット。「おっ、案外いける」次に3ウッドをティーなしでフルショット、ドリルチーピンを打つ。後ろの選手の目線が。笑
 その後ドライバーを持ってフルスイング。3球目にしてドライバーを全力で打つとか、今考えるとありえないけどそれくらい頭真っ白。
だって、周りの人みんな強烈なんだもん。そこから、ウェッジの片手打ちを松山を思わせるとニヤニヤしながら、マンだふり、その後シャンク。で結局両手でナイスショット。練習というより、様子を伺っている小動物的な感じで。笑 その辺からリラックスできて、なんとなくショットも復調。おととい覚えたメクリ系スライスは今日は封印することを心に近い。とりあえず、ニュートラルな感じでできることをやろうと決意。その後、アプローチ練習場で30分。陰毛を長くしかつ毛根の強そうなラフからロブアンドランの練習。基本のアプローチは俺の入射角だと一切ラフに引っかかって全部左に行きつつグリーンをこぼれてしまうので、アプローチはフェアウェイじゃない限りロブで行くと決定する。
その後、パターをやりにパター練習場へ。なんとそこには、とあるゴルフ場のプロが欲しがってた。ボール1個分しか入らないカップを発見。ショートパットをただただひたすらそこで練習する。

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練習日と違ってグリーンは11フィートは出ている。しかも、バミューダ特有なのか打たないとヨロヨロ最後して全く想像と違う動きをする。 
これはガチ打ちしないとダメだなと下りのラインを劇打ちしてグリーンどころかパター練習場から下のショットの練習場まで落ちる始末。 

 8時30分
とりあえず、練習していても落ち着かないし、まぁショットは大丈夫だろうしと言うことで、なぜか一人クラブハウスでコーヒーを飲みつつ、今日初めてゴルフ場に足を踏み入れるキャディをやってくれる人にゴルフの指導。「基本はバッグの乗ったカートを引っ張ってくれて、かつ同伴競技者に迷惑をかけなければ良いからね」と伝える。グリーン上はカート引っ張っちゃダメだよとか、ルールわからなくていいから。とりあえずカート引っ張ってと言う。


 8時50分
 緊張も最大限に高まりつつ、10番ティーに向かう。前の前の組の選手が、一人一人コールされながらティーショットを放つ。しかし、案外みんなやっぱり緊張している。なんだ。みんな下手じゃんと心に思いつつ、ドキドキは最大限に。前の組の昔の俺くらい太っていてさらに身長が190くらいあるプロが来て、会場は少し盛り上がる。俺、なんか場違いじゃないかなと。感じながら。ミスれ!と心で祈る。しかし。なんと。ホールインワン。あり得ない。思わず。みんな歓声が起こる。こちらは、さらにドキドキがマックスを超える。そこに、同伴競技者のウィリーとマイクが到着。マイクはプロゴルファー。PGAツアーにも参戦したことのある28歳。ウィリーはプレーが遅すぎる雰囲気はジムフューリック。コールするお姉さんが、「マシャトシィ モゥリー」で大丈夫かと言われたので「問題ないけど、マサトシだと」伝える。感動したのが、選手もキャディもめっちゃめちゃボディタッチ激しく。なんかこれから戦うのに燃えてくる。スコアカードとマーカー指定をされ、マイクが俺のマーカー、俺はウィリーのマーカーになる。マイクが「マサトシ。。。」と言ってたので「モーリー」でいいよ。と高校時代の相性を伝える。

前置きが長いが。決して伏線はないのでご安心

さてここからが本番です。


10番ホール 164ヤード 打ち下ろし8ヤード。ピンポジほぼセンター。

使用クラブ:PW→PTx2

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前回の練習ラウンドでここはピッチングウェッジで決めていたので選択しつつ。マイクとウィリーのショットを見る。マイクはさすがPGA、ピン手前5ヤードくらいにナイスオン。ウィリーは左に引っ掛け良くてボギー。そこで、ついに僕の出番。結構ゆとりがあったのだが、コールのおねーさんが「2017 US OPEN LOCAL QUALIFYING Tee Masatoshi Mori」と言った瞬間に、本気で頭真っ白。未だに覚えてないくらい緊張してたと思う。ティーさしてボール乗せる自信がなく。とりあえず置いてピッチングをピンめがけて全力で振り抜こう。と。ここは博打。どうなっても知らんと勝手に暴走。ただ、アドレスに入った瞬間にとりあえず負けないと心に誓う。結果、ピン奥7ヤードに乗る。しかし。なぜだかマイクのボールは止まって、俺のボールは止まらない。と言うか、ピン手前に落ちてるのになんでそんな跳ねるの。。。。。全然練習ラウンドと違うじゃん。オィ。と心で叫びながら。右手を離しスイングを終える。
とりあえず歩きながら、マイクとウィリーに念入りに自己紹介。俺英語上手くないからルールとか説明するとき丁寧にしてねと懇願。マイクは超いいやつでここまでの経緯を聞き。「Oh that's Shit!」と吐き捨てる。全米オープンの予選に出るの初めてで、アメリカで試合もしたことないだと(笑)。お前はクレイジーだと喜ぶ。(多分蔑む)しかし、そんなマイクの優しい笑顔に癒されつつ。パターでパーが取れると思いグリーンへと。そこで我に気づく。ちょっと待て。「予選通過しに来てるんだよね。俺。ってことは積極的に攻めなきゃダメじゃないかおい」と心に誓い。全力で狙うことにする。その間ウィリーはトップ気味のたまでグリーン奥へ。ウィリーからの番で微妙にショート。その後、マイターン。正直ラインがさっぱりわからず。と言うか傾斜が3つかかって来てたからスネークすぎてとりあえずまっすぐ打つことに。なんとか1mに寄せ待つことに。マイクはそのまま3mをジャストタッチでカップイン。
「オィまじか。すげーな。簡単だな。オィ」と興奮しながら。自分のパットを入れる。よしパー!今日一つ目のガッツポーズ。それくらい嬉しかった。

 

11番ホール ロング 508ヤード 打ち下ろし アゲンスト強め。

使用クラブ:Drive→8i→63Wedge→PTx3

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ここからは要所要所でマイクとウィリーについては話す。
 まずは、マイクがティーショットでど真ん中にボールを打って来て、それにムカついた俺は、ここからが俺のスタートだとブツブツ言いながら。全力でドライバーをぶちかます。意味なし。ランアウトでラフまでいく。PGA選手に飛距離で負けてないかの確認。20ヤード置いて言ったものの、超絶深いラフに入る。グリーンまで全て池。グリーンの縦幅は10ヤード前後、そこにラフから止めるのは無理。ここは手前のバンカーでも良し、最高はグリーン右のフェアウェイへと。残り175ヤードを8番アイアンでスーパー全力マン開きロブショット。フライヤー絶対するからと、見事フライヤー。予想通りピンに向かって「GO!!!」と結構大きな声で言うつもりが、どもって「ンゴ」みたいな形になって、結果バンカー。うなだれつつも。自分を褒める。バンカーは血で打つ。魔女は血で飛ぶ。結果、その日ガードバンカーとは最後のショットとなった最高級のバンカーショットはカニスピンとともに左からの傾斜に跳ね返されてグリーン右サイドに出る。こう言う時はフックスピンネ。と外人風に重いながら。緊張の中の余裕を感じる。ウィリーはアプローチをざっくり。マイクは硬いグリーンに跳ね返されバーディチャンスとは言わないまでのライン。エッジまで3ヤード。ウィリーのカスざっくりを見ているせいでウェッジの選択はありえない。パターで上りのラインを打つことが正しいと自己暗示をかけ、とりあえずヒット。結果1mショート。チーン。
外人達も日本人のチキンぶりに神風魂を感じていないだろうと勘違いし。そのあとのパターをパンチパーマーで1mオーバー。自分の弱さを知り。なんとかその下の1mをガッツで入れ込み、ナイスボギー。

12番ホール 打ち上げミドルホール 416ヤード

使用クラブ:3w→9i→63Wedge→PT

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 ここはフェアウェイの面が見えないのですごい打ちにくい。多少の左ドッグレッグが効いていてドライバーで突き抜けると、サソリとへびの恐怖が待っている。結果、スプーンを選択。しかも、ティーグラウンドから100ヤードくらいがハザードになっているので、スプーン当たらなかったらまじで死亡。と思いつつも。序盤でのミスは取り返せると振り抜くと、右プッシュ。ギリギリコース内か砂漠という状況で、ギリギリセーフ。カート道にかかっているので、ドロップの許可をもらう。「DROP OK」もう。なんか英語とかじゃなくて。とりあえず、伝えることに精一杯。目の前に気があったけど、幸いスプーン劇うち気味だったので、残り140ヤード。ピンがバンカーの上のライン、飛びすぎると淫毛ラフ。いやここは攻め切る。打ち上げ10ヤードとラフを考えて、ピッチングで全力。案の定、奥のラフに入る。でた。無理。これ。

 他の二人はバーディチャンス。こちらはいたってダボチャンス。着弾してから下るしかない状況。エッジまで2ヤード、そこからピンまで7ヤードくらい。こんなん止まらんよとブツブツ。63度のウェッジを90度くらいまで開き。マックスロブ。そしたら変なところに当たり、結果1ピンに寄る。アダムスコットばりのエイムポイントを駆使し、丁寧にラインを読むと、マイクもエイムポイント、ウィリーも。。。これ常識なのかなと。で、スライスラインカップ1個、気持ちよく打てば入ると思い。今日初めて気持ち良いストローク。これが入る。
「NICE モーリー」「それはグレイトパーだよ」と二人に褒められ。超嬉しい。ちなみにマイクはそれをさらっと入れて2アンダー。
世界との差はこれか?と、マイクが機嫌が良かったので話をし始める。マイクは日本人の知り合いの話をしていたが、「ちょっと何言ってるかわからない」笑

 

13番ホール 短めのロングホール。

使用クラブ:3W→7i→56度→PTx3

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ただ、それは劇狭いラインに打てればの話。そんなラインに打ってOBを食らう必要はない。俺にはサードショットの精度があると勘違い!ティーショットはスプーンで広めのラインを選択。案の定ランアウト。超つま先下りのバンカーに入らないギリギリのいわゆる淫毛ラフだからそこで止まった的な状況。ウィリーは劇フケのドライバーで俺のスプーンより30ヤード手前のフェアウェイ。残り290ヤード。こいつ狙うの?じゃぁ俺先にレイアップしようかなと思ってたが、どうやらアイコス1本分のルーティーンが始まっている。もちろんアイコスを吸っている訳ではないが、正直、ここにアメリカを見た!290ヤード先のグリーンを狙うのかこんなところから。オィ。案の定トップ気味の明らかにミスショット。しかし、結果的にはグリーン周りのラフ付近へと行きナイスショット。こちらは残り100ヤードラインへととりあえずレイアップ。マイクは普通にグリーンを狙う。やば。世界との差を感じる。しかし、俺の100ヤードナメンナヨ。とちょっとグリーンのこと考えるの忘れてピンまで打ったら、触るだけでグリーン出る的な最悪な傾斜の上。案の定触ったら2ピン下に転がる。そりゃボギーだよ。。。
マイクがそこで俺に一言「ウィリー遅すぎじゃない!?お前打つの超早くて大好きだけど」。これは、超嬉しい。なんか告白された時くらい嬉しかった。
 ただし、ここでトラブル発生。キャディのポールがゴルフを知らないのか、嫌がらせなのか、ペットボトルを潰す。それにマイクは激しく反応。俺はポールに。目で「お前何考えてんだと」威圧。この辺で、ちょっとキャディさんの教育は俺の責任と感じながら、次のホールから離れていていいからと指示を出す。その方が余計な心配はいらなくなると判断したので。

 追記→正直このタイミングで試合にまだ集中できてない気がした。

14番ホール ショートホール 手前は全部池。逃げどころは右か奥。176ヤード、風はアゲンスト気味。

 8i→56wedge→PTx2

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なんと、さっき前のホールでウィリーがナイスバーディ。やばい。この人にだけは負けたくないと妄想。ウィリーは1発目池に入れる。「FUCK!!」と叫ぶ。頼むからびっくりするくらいの大きな声で叫ぶなと。ゴルフ場の中心で。。。と言いたくなるくらい叫ぶ。そりゃもう。本当に心から。なんだろうけど。
 次にマイクがティーショットを本当に池ギリギリにフェード気味に打つ。正直すげーと感心した。俺にはその技術がない。というか怖くてできない。
そんな二人を見た後に8番アイアンを選択し、ここで次なる事件が起こる。心の中ではもうロングで2ボギー。ここはボギーでもいいけど。できれば打ちたくない。という考えと、ピンを狙わずしてどうする!と心が曖昧のまま。「とりあえず全力で」出た。暴走。アドレスした時に出る気がしてた。

 ゴルフにおけるくしゃみ「シャンク」

池とかグリーンとか関係のないラインに全力で、そう、砂漠をめがけて飛んでいった球は、まさかの砂漠の石にあたり、池にダイブする勢いで池の手前の石にあたりカート道。一応、暫定球をたどたどしい英語で「PROVISIONAL」と宣言。不安とシャンクのハーモニーから当たり前の引っ掛けショット。グリーン左奥。もしOBだったらトリプルボギーもやむなし。ウィリーが池の処理をしながら、100ヤードからもう一発池に入れ。また叫ぶ。そしてまた打ったところギリギリで超えるものの。また叫ぶ。今日これで何回目だろうと。正直マーカーとしては数を数えにくかったのでマイクに「彼は何回打ってるんだ」と聞いたら。「a lot」間違いない。
 結果、シャンクのボールは助かっており、ドロップして、最低限のボギーを取りに行く戦略に切り替えることにする。これまたグリーンが池側に傾斜しているものだから
狙い所がシビアすぎる。足を使うか。上に打つか。うーん。悩んだ挙句。足を使う戦略に。グリーンに乗る前にエプロンの右傾斜にぶつかり右(池とは逆側)にキック。つまり、そうグリーンに乗らず。パターで必死に寄せて、これがたまたま2mmくらいに寄って。あわよくばチップイン。実際はタップインボギー。

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ちょっと休憩がてら、ウィリーの今回のミスショットで大変面白い表現をしていたので取り扱う。
fucking toejam 「ファッキィントゥジャァァァァム」
これすなわち、クラブフェースのトゥ側で打っちまったってのを、トゥ(つま先)jam(ゴミ)というか、いわゆる臭いやつ。とかけているわけだ。
今度から日本で使うことにしようと思った私である。昔、トゥジャムッてなんだって友達に聞いたら足の爪の間の臭いやつと言われた。

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15番 372ヤード 打ち上げ ミドルホール 

使用クラブ:3W→63Wedge→PTx2

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ここは、打ち上げで左に打たせられるくせに左側に池があるため難しい。プロもきっちり池に入れていた。どうしても目線が上がるからか引っ掛けやすいようだ。ちなみにその辺を理解した上で、ど右からスプーンでフック気味に攻めたが残り60ヤードまで運べた。風も右からのフォロー気味だったということもあり。

 セカンドショットはウェッジなんでまぁとりあえず乗るは乗るのだが、バンカー超えたすぐ先にピンがあったので、三人してピン奥に打たされ入るはずもないバーディートライをする形。正直ピンの手前5ヤードには誰も打たないと思う。

→追記:バーディパットはスライスラインとフックラインを読み間違えていたけど、まぁなかなか入るような感じじゃなかった。

 問題はここから次のホールまでの歩く距離。山登りを彷彿とさせる距離を登り、ショートのティーグラウンドに着く。前のホールでプロが池に入れてからのボギーだったため。俺がオナー。よし、ここからは譲らんぞという気持ちでいく。

 

16番 212ヤード ショート 右からのアゲンスト。

使用クラブ:6i→63Wedge→PT

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 正直このホール。練習ラウンドで劇アゲンストで対応できなかったため自信なし。しかも残念なことにオナーは自分。さて、どうしよう。と悩む中。マイクはティーグラウンドの横で立ちション。大胆だな。。そして、ウィリーはまたファックやらシットと叫んでいる。何があったんだこの組は(笑)

 結果、ピン手前気味だったので、ショートでも良しの6番アイアンを選択。結果。左手前に最低限のショットをすることができた。ウィリーは4鉄で奥。マイクはトゥジャム気味に手前。

ちなみにこのグリーン左から右に激しく傾斜、奥からも傾斜がひどい。左サイドのフェアウェイにある自分のボール。これは、マスターズばりの傾斜を使うしかないと。ニヤニヤしてたら、マイクに、「何があったんだと言われる」笑。説明の英語に困りつつ。どうやってパー取るか考え中と言ったつもり。伝わってはいないとは思うが。で。結局、フェアウェイだったので左サイドの一番高いところにスピン噛ませ気味に入れてそこからだらだら大作戦。スピン入れ気味にというのは、できるかできないかわからないが、できなければボギーなだけ。そこんところ理解した上で、5ヤードでスピンが入りきるはずもなく(笑)1ピンくらいオーバー。

 その後、ウィリーが。俺のタッチをみて、劇的に弱く、ファックボギー。プロは1ピン以上オーバーさせたのに、激ウマタッチで入れてきた。ここは入れたいという願いともに、祈って腹くくりまっすぐ強タッチ。ナイスイン。

 正直ここのパーはかなりゴルフの展開を楽にさせてくれた。

追記→メンタル的にはようやく落ち着いてるのはこのタイミング。ティーを刺す手が震えなかった。

 

17番 伝説ミドル 381ヤード 風はアゲンスト。

使用クラブ:3w→63Wedge→PTx2

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 この山に登る怖さがあったが、なんと幸せ。16番からシャトルカートが運行。ゴルフバッグと僕たちを連れてティーグラウンドまで登ってくれた。多分このカートがなかったら足が持たなかったはず。カートと言っても二人のり。運転していたボランティアのおじいさんが、5歳の時の横浜にいた時の思い出を語るくらいの時間を乗る。話は中途半端に「おはようございます」で終わったが最高のおじいさんだった。

 さて、相変わらずオナーの森。相当悩んだ。ドライバーで攻め切るか、スプーンでチャンスを残しつつ攻めるか。結果、スプーンでミスヒット。本当に山に当たりそうだったが、ギリギリかわしつつ残り80ヤード。ラインがよかったせいで距離が残らなかった。

追記→ウィリーがここで、俺に言った。「お前のスプーンはなんでそんなに飛ぶんだ?俺のドライバーが30ヤード置いてかれてる意味がわからん。ドーピングしてるなさては笑」 

 しかし、ただでは問屋がおろさない。ピンが手前に切ってあるくせに、超受け面。つまり、奥につけたらパターでもう一度下まで転がり落ちる。そう、ウィリーはそうした。(ウィリーは奥に打ち、そこからグリーンを出て10ヤード以上下まで行った)ということで、ウェッジでフックスピンで右側にあったマウンドに当てつつバックスピン大作戦。見事に失敗。(失敗って言っても狙いの3ヤード手前に落ちただけ)スピンコントロール下手すぎてグリーン手前のエプロンまで落ちてきてしまう始末。しかし、結果論から言えば、エプロンからのパッティングはすごく簡単で、イージーパーをセーブすることができた。

 

18番 433ヤード 風アゲンスト

使用クラブ:3W→50Wedge→PT

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ここもまた厄介。これ。270で右のバンカーを超えるんだけど、左に逃げると今度はセカンドの距離が果てしなく残り。しかも距離が出ないと死亡する。ここは、腹くくってスプーンでギリギリバンカーの上狙い。ちょっとでも左にづれたらピンが見えないバンカーに入る。ただドライバーだと、飛びすぎた時にアウトという意味でスプーンでドロー気味の強打。これが今日初めて打てた最高のショット。行ってみたらきっちり280キャリーで飛んでおり、ランも出て結果残り距離125。50度のウェッジでピンの左サイドに狙って、ちょっとトゥジャム気味のフックで攻めた。キャリーエッジからちょっと先、跳ねて足が出て、ピンまで上りの3m。ここで、マイクがOBを打ち、打ち直しに戻る結果に。ただ、彼はボギーで上りきった。

僕は、上りの最高のパットライン。ここまで3オーバーどうしてもバーデイが1個欲しい。これを入れれば、後半、1チャンスを残すことができる。色々と考えてバーディトライ。いろんな意味できっちり打ててギリギリ入った。今日これまで最大のガッツポーズ。正直、興奮した。

そして、アウトコースのスタートホールに向かうわけだが、最終ホールのバーディのガッツボーズを何度しただろうか。これで、まだチャンスを残している。結果として2オーバー。間違わなくても5バーディ取ればいける。
正直ここからの集中力は半端なくて。自分でも驚きが隠せなかった。


1番ホール 588ヤード アゲンスト

使用クラブ:1W→7i→56Wedge→PTx2

f:id:mgolfer:20170508235953j:plain

ここはドライバーで打つと確実に突き抜ける。かと行って、スプーンで打つとバンカーにちょうど入る距離。だからスプーンでバンカー左サイドにレイアップ。それを考えて、それができた。そして、セカンドショットは目の前に木がかぶるので俺は全力で刻みを選択、7番アイアンで残り100ヤード残しを選択する。
 他の二人はガチでグリーンを狙っている。マイクは左にウィリーは右に。マイクはとんでもない砂漠地帯、ウィリーはOB一歩手前。こちらベストポジションで最高のショット、狙ったところに完全に行った。そこしかないというところ。それを見てウィリーはさらにその内側に、あの変な場所からわけのわからんスピンショットで止めてきた。マイクはさすがにどうにもならなかったようで、とりあえずグリーン面をキャッチすることを優先してグリーンを一番長く使えるラインに球を打ってきた。
 マイクはナイスパー。その後、俺の番。ほぼ真っ直ぐの2m。これを入れたいと思い、ここだけの話、うち切れずショート。色々と振り返るとこれがクラッチパットだった気がする。これを入れておけば、たらればと言いたいけど。ここで打てなかったのが自分の敗因だと思う
 ただ、うなだれている自分をよそ目に50cmのパットを外してウィリーは叫んだ。フェデックスカップでジムフューリックが優勝して叫んだごとく、そう、怒りのランボーを彷彿とさせる、今日最大級の「Fuck」9番のティーグラウンド、マーシャル、そして先に歩き出したマイクと僕とそのキャディは全員が身をすくめた。笑
そのおかげで、もう一度自分の気持ちを立て直せた。

 

2番ホール 398ヤード ミドルホール

3W→63Wedge→PTx2

f:id:mgolfer:20170508235959j:plain

ここが激ムズ。ティーショットで270ヤードキャリーで打たないとバンカーは超えないかと行って290打つと奥のラフまでランしてしまう。スプーンで腹くくって全力ショット。まさかのグレイトショットが炸裂し、本当に1ヤードバンカーの先に飛び、ランで残り75ヤード。マイクはレイアップ、ウィリーはドライバーでマン振り。まずはマイクが1ピン手前に。そして続いてウィリーがその中に。最後の俺はさらに最高のタッチで残り50cm。「Great shot Morry!」二人から最大の賛辞を与えられて、ちょっとだけでグリーンで止める方法がわかった気がした。正直、もう二人のことに目が行っていない。ここはとにかく、入れたい。入れたい。入れたいx10。50cm 真横でスライスライン、もしかしたら80cmくらいあったかもしれない。ただ、1カップは絶対曲がるスライス。ただ、多少上り傾斜があったので強めに打てばカップ半分曲がる程度。
前のホールのウィリーの咆哮もあったので、ここは最大限の気持ちを持って、カップ半分狙いで強タッチ、しかし、しかし、ショートした。
自分の中の何かが崩れ落ちつつ。まだまだという言葉。もうどうにもならない感じ。同伴の二人も、「お前は叫ばないのか」と言うが。笑ってごまかす。

 追記→この辺で、正直スコアの計算が結構入っていた。この二つ取りきれない流れはかなり悪くて、頭の中ではタラレバ。実際これを入れておけばスコアも0になるわけで。まだチャンスは相当あったと思う。

3番ホール 469ヤード ミドル 難所レベル1

1W→56Wedge→9i→PT(横打ち)→PT

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ティーショット、ドライバーを持って、気持ち悪いまま打ってしまった。これは本当にパターを引きずった証。ゴミのような、カスのような、本当にやる気のない球筋で見事にボギー確定のポットバンカーにハマる。他の二人のことは構ってられない。ウィリーはもうゲームを捨てている。マイクはココイチの300ヤードを打ってきた。僕は顎を超えてかつ、50ヤードくらい先のバンカーを越えれば、まだパーチャンス、最低でもボギーはいける。と言うことで残り150残しても良いという判断でウェッジを選択。それでも顎にぶつかったが、結果的に前のバンカーを避けたおかげで入らず、残り150ヤード。ウィリーはセカンドシャンク、もう咆哮すら出ない。マイクは180ヤード、左全部池のラインを池の上からフェードで攻めてきて、1mのバーディチャンス。さすがだなと。本当にすげー。ピンが奥で3段グリーン。畳一畳に180ヤード渾身のショット。そして、俺の番。150ヤードアゲンスト。9番アイアンでフルショット。しかし。ピン横に落ちて奥の陰毛ラフへ。エッジまで30cm、超下り。ウェッジを使う選択は正直リスクとダボ確定の要素。結果的にパターを横に使ってトゥでチョンって突く。幸い、3段グリーンの下には転がらず2mのボギーパット。自分の中ではこれがクラッチパット。ここでのボギーは当初から計算済み。ただ、ダボだけは打ちたくない。ここだけは、ちょっと時間を使わせてねと、念入りにラインを想定。幸い、明らかなスライスライン。下り。入れないとゲームオーバー。で。うまいこと入ってくれた。結構なガッツポーズをしたと思うが、ここ数年で一番のパットだったと自負しちゃう。その後、マイクがバーディパットを外し、ウィリーはもうお疲れ様モード。

この辺からほとんど同伴競技者と会話をしなくなる。マイクと俺は超集中モード。誰がこの混戦から抜け出すか。俺は、いかにチャンスを最後まで残せるかの戦い。当初はトップから10打差つけられないことを目標にと思っていたが、もうそれどころじゃない。これを通ればまた違う未来が待ってると自分に言い聞かせ。正直。死ぬ気モード全開。そして、同時にこんなことができる幸せをリアルに感じる。

 

4番ホール 195ヤード ショートホール

使用クラブ:7i→PT

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ここからは本当にピンしか狙っていなかった。マイクが左サイドに外し。自分の番。194ヤード アゲンスト。最初は6番アイアンでうとうと思ったが、現状のテンションから考え、7番を選択。結構、今思えば無心。とにかく、狙った。結果、50cmにつける。ギャラリー、同伴車、マーカーから拍手喝采。あまりにも完璧なラインと手応えに「Oh! Baby」と勝手に口からでる始末。カプルスイズム全開だ。100点満点のショットを打った結果、ショックだったのが、100点満点のショットでキャリーから8ヤード以上転がっていた。つまり、7番アイアンで止められないという事実。100点のショットでも足りない何かを知ることとなった。マイクは相変わらずパターが超うまい。3mをポンと入れてパー。ウィリーは撃沈。そして、ここはパターが入ってくれた。ナイスバウンスバック!この時点で2オーバー。そして残り4ホール。途中結果をボランティアが聞きにきて、報告。まだ、チャンスがあるから頑張れと。

 

5番ホール 431ヤード ミドル

使用クラブ:3W→50wedge→PTx2

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ここは、広いくせにすごく狭く見え、右に打たされる。スプーンを選択し、右サイド気味にドローを打とうと思って、完璧なボール。バーディの後の逆バウンスバックだけは避けたかったのである意味ホッとした。ここでセカンドショット128ヤード前後、50度で打ったボールは最高のラインに飛ぶが、残念ながら弾かれてピンハイの右ラフ。正直、ギブアップだったが。ロブアンドランでとりあえず1ピンに打つ。それを時間をかけて丁寧に読んでナイスイン。セカンドショットが一人だけ跳ねるのは大抵ドロー気味に打った時。この辺の技術がやはり足りない。キャリーアンドストップ。スピンだけじゃない高さやグリーンの傾斜に対して止める球を打つ技術が必要だなと。

→追記:ちなみにここの淫毛ラフからのアプローチは何かを得たアプローチ。ロブ&スピン。ボールへのコンタクト入射角とバンスをうまいこと使えればなんとなく上手くいくみたい。

ここでパーを拾って次に繋がった。

 

 6番ロング 574ヤード アゲンスト。予定と風が違う。。

使用クラブ:1W→3W→PTx2

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ここでティーショットオナー。今日はかなりの回数オナーを打っている。PGAツアーに出ていたプロを差し置いて。それだけで興奮する。もう後がない、とにかく前に飛ばしてイーグルチャンスを作る必要がある。打ち上げで286ヤードの付近の木が見えるだけで一切のフェアウェイの目視はできない。腹をくくって全力で右から回して286ヤードのまさにそのラフ。他の二人は左サイドの砂地からレイアップ。僕は残り272+ピンが奥だったので290くらい。アゲンストもあるからエッジつまり250くらいのキャリーが出せればピンに近づけるショットが打てるかもしれない。というか、イーグル取ればまじで。ある。通過の可能性。つま先下りの多少左足上り。右サイドは全部池だけど、池の上からドロー気味に入れるしかない。勝負!スプーンで勝負したそのボールは。これまでの見たこともないような最高の弾道でグリーン面に着弾、アゲンストも強かったせいでそこにストップ。残り20ヤード強のパッティングが残る。

ここでのマイクの一言「ここでそのショット打てるのは本当にすごい。What a shot you are, that the way gooood shot.」

正直、打った本人が一番驚いていたのでなんとも言えなかったが。ただ、アメリカに来て本当に認められた気がした一瞬でもあった。

かと言って、そこから3パットしても仕方ない。15ヤード上りのスライス、最後下りが入るライン。タッチはよかったが微妙な1mのバーディトライ。マイクのラインが被っていたせいで、イメージがわき、そしてナイスパッティングでバーディゲッツ!

もうここまで来たら、後3ホールで3バーディで奇跡の通過がある。マイクもカットは69で硬いって踏んでいたから、ウィリー以外の二人は本当に集中していたと思う。

ちなみにマイクはこの時パープレー。

 

7番ホール 403ヤード ミドル

使用クラブ:3W→8i→PTx2

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ティーショットオナーの俺。ここでちょっと変な考え方が頭に浮かぶ。このまま上がれば、それなりのスコアで恥ずかしくない。世間にもそれなりに結果を示せる。こんなことを思っている時点でダメだなって自分で言い聞かせ。残り3ホール全ホールバーディのためにとティーショットスプーンを選択。砂漠方向に飛んで行ったので、不安だったが、ウィリーが絶対大丈夫だと俺には見えると根拠のないことを言ってたので、それを信じる。結果、つま先上がり、陰毛ラフ、残り150ヤード。間違ってもピンラインには打てない。打ったら絶対奥だし、手前はボギー確定バンカー。ということで、パーを選択し、バンカーラインを避けて左サイドに8番アイアンでスーパーカット上打ち。これは結構うまくできて、左サイドのグリーンにギリギリ乗る。マイクはドライバーで今日一のボール。350ヤードくらい飛んで、グリーン付近。そこからトンキュキュキュのスピンボールでピンそば2mに。
 僕のパターのラインは傾斜を3つまたぎ、下り、かつ大きめのスライスという、意味不明ライン。どうしても寄らないだろうと。とりあえずパーチャンスが持てるラインを選択、1m強のパーパットを沈める。もうとにかく拾うことに必死で集中していた。ここも拾う。というか、日本ならグリーン上からナイスタッチで1m以内によらないことはない。ぶっちゃけこのパターはウェッジで打ちたかったくらいのイメージだった。

  追記:他の二人から、ナイスパーの声もあり、またkeep it goin!の応援もあり。

8番ホール 200ヤード アゲンスト

使用クラブ:6i→9i→PT

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ここでバーディを取れば、パープレーつまり71回。最後に繋がる。

ただその思いだけでショット6番アイアン。ピンハイに飛んでいったが、グリーンエッジで左に蹴られ、激ムズアプローチ。フェアウェイからエッジまで1mほど登って、そこからピンまで下っていくライン。正直、ウェッジ。パター。色々と考えたが。一番イメージの出やすい9番アイアンでヒール浮かせて足を使ってギリギリエッジで止まる勢いで打つ。後3cmずれてれば入った。そして5cm先で止まる最高のショット。ギャラリーにもため息が漏れる最高のタッチだったと思う。実際ギャラリーから声かけられた。「お前、今のは入ったと思ったよ」打った本人は、エッジを超えろって思い打っている。ギリギリ山を超えて、シルキータッチで転がった、ラインに乗った。これは入るって思って。タイガーのように歩きながらガッツポーズをし損ねる。笑

 

9番ホール 428ヤード 激打ち上げ。

使用クラブ:1W→56Wedge→PT

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最終ホール。最後、もしかしたら近くまで打てれば、イーグルで可能性がある。下手したらバーディでもオルタネート引っかかる可能性すら否定できない。そして何より18ホール目までチャンスが残せたのが本当に嬉しくて、最後は全身全霊の力を込めて、ドラコン打ち。つまり、フルパワーで振りちぎった。残念ながら右に出て残り100ヤード切るくらいの距離。目の前には木。ただ全然抜けそうな雰囲気。他の二人は160ヤードくらいからピンに打って来た。こっちも負けてられない。ラフが多少入ったので、キャリー70ヤードラン30ヤードのイメージで最高のショットが打てる。グリーン周りにいたおじいさんギャラリーが拍手。おっ、これはついたかもしれない。イーグルではないにしろ、最後はしっかり打とう。

 マイクが後ろからきて、お前飛びすぎだろ。って笑いながら近寄って来た。最後、お互いに頑張ろうな。と、なんか素晴らしいスポーツマンシップ。あのマイクが寄ってくる様子を後ろからテレビで放映して欲しかった。マスターズのガルシアとローズぐらい素敵だったはず。(笑)

マイクが残り2mの横から、僕が上の2mからのラインはどっちにもなるスネーク。正直、最後どっちか読み切れずにまっすぐ強気で打った。カップ1cm左をすり抜ける。マイクは逆に曲がった。強気のパットだったので1mいってしまったが、それを入れても入れなくてももう予選通過はない。が。とりあえず丁寧に入れてラウンド終了。

 

最後にみんなと握手と挨拶。

みんな力強く手を握ってくれて

社交辞令だとしても、次にアメリカに来たら俺が助けてやるって言ってた、マイクのキャディ、カイル、ウィリィのキャディ、みんな良く頑張ったとお互いを叩き合い。ってか欧米人のスキンシップ多少痛い。笑

心の中では、本当に疲れたと言う思いと、本気で疲労した体、頭の疲労感が半端なかった。充足感はもちろんあったけど、逆に悔しい思いがすごくあった。やってやった感もあったけど、本当に後少し、されどだいぶ大きな技術の差を認識することになった。

とりあえずラウンド終了した。

結果は22位タイ。前の組みを回っていた太っちょのプロが優勝。PGAに出たことがある人の中でここまでやれたのは自分の中ですごい自信になった。

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追記→基本アンダーじゃないと通らない。そりゃそうか。通る可能性は十分すぎるくらいあったし、マイクからさっきありがとうのメールしたら、連絡がきて。お前ならできる。俺が知ってる日本人の中では一番素晴らしいゴルファーだと社交辞令を頂きました。特に打つまでのスピードが。。とのことでした。なんだそれ。ショットじゃなくて、打つのが早いから素晴らしいってオィ。笑。まぁよかった。

 

とりあえず、もう飛行機に乗る時間なので。まとめは後ほど。

後、この後のギャンブルの結果も後ほど。日本に帰ってから。

とりあえず。バァーっと綴ってみた。

なんか、上の写真の自分の疲れ感と残念感と照れてる感が笑えますが。

さて、飛行機乗る準備。ではでは。

USOPEN滞在記 4日目 噂のトップゴルフに行ってみた。

みなさんこんにちわ。森です。

今日は、朝練習場に行き、ラスベガスとしては珍しい雨に見舞われ、しかも昨日の30度超えから一気に17度とありえない基本変化に半パン、ポロシャツでは耐えきれない中、とりあえず調整してましたが。今日は調子悪し。きっと明日は良いだろう。。

昨日の欧米人は結局現れず。笑。代わりに日本人の方に声かけられました。

さて、今日の本題はここからです。

そう。あの噂のトップゴルフ。ちなみに私は富士市にあるトップゴルフさんに良く行きますが、このトップゴルフはいわゆるゴルフアミューズメント施設と言えます。

 

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いまいち、どんな大きさかわかりにくいと思いますが。外から撮るとこんな感じ。

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いわゆる練習場ですが。1打席日時や時間帯にもよって違いますが45ドルから90ドル1時間。まぁ盛り上がっておりました。日曜日の昼すぎですでに2時間待ちということ。これは受付。かなり派手な感じ。若者から旅行者、カジノで遊び疲れた方々など様々なお客さんで賑わっていました。

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打席はこんな感じ。

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日本人なら8人は座れるだろう席なのに居酒屋的なノリでアルコールをガバガバと。そのうち、3階席から落ちるんじゃねーかという酔っ払いもいましたが。これは、ラスベガスだからということもあるのかもしれませんね。

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この穴が適度に空いたターゲットにボールが入ると、席の打席についているシステムが稼働して簡易的なゲームができるというわけです。クラブは全ての席に付随してますのでクラブはもちろんいりません。ってか。練習場なら誰かしら自分のクラブを持ってきている人がいるかと思いましたが、誰一人として見かけませんでした。

ちなみに下記が、各階の内容。

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えっ、プールあるの?って正直ビビりましたが。

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この寒い中誰も泳ぐ人はおりませんでしたが、それでもなんかセレブな方々がアメリカの映画的なパーティしそうな雰囲気を十分に味わえたわけです。

お土産はこちら。二つで10ドルくらいかなぁと適当に買ったら。二つで17ドルっておい。どういう値付けだ。。。

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以上

トップゴルフに行って見たでした。

明日はついに本番です。ということで、とりあえず本日は休みまーす。

 

USOPEN滞在記 3日目 ゴルフ関連施設探索。

みなさんこんにちわ。森です。

予定では、本日練習ラウンドの予定でしたが、練習ラウンド費用が土日のため275ドルとべらぼうに高いのでキャンセルをしまして。とりあえず練習をしがてらラフ対策と調整を行うために。こちらへ。

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芝からも打てるし(90球11ドル)マットからだと8ドル(90球)な感じの練習場。昨日、悩んだショットの質の違いを調整しにきましたが。なるほど、ひっつけつつ左に振り抜くと良い感じってことが分かり。しかも日本と違うのは、それを芝で実践できるという幸せ。これなら調整し易い。あと、乾燥しているからか、自分が上手いからかは分からないが、すごく調子が良さげな球筋というかボールコントロールができていました。日本人もチラホラ、韓国人は結構たくさん、欧米人はたくさん。にしても。欧米人を見ると上手そうに見えるのは俺だけか。実際、練習している姿を見てギャップがありすぎて爆笑しそうになったが、まぁ雰囲気はPGAクラスだ。笑

 あと、どこの国も教え魔がいるようで。メチャメチャ下手なのに教えているおっちゃんがめっちゃ面白かった。「Like this!!」ととんでもない感じで振っていたが大丈夫だろうか。ちょっと不安になった。笑

 なんか後ろの欧米人がなんか言って近寄ってきて、言ってることが分からんくてちょっと困ったが。何を言ってるんだと聞いたら、「You are way good」と言っていた。超すげーなって感じかな。で、そいつが、「How can you drive like that?」的なことを言ってきたので、正確には少し違うが。僕は「I don't know, ask Freddy」と言ったら、「Oh. Your swing like Couples .....」的な感じでわけの分からんことを言っていたから。とりあえず、OK,OK, I love him.と適当に流した。結局4時間打ってたんだけど。そいつは1時間ずっと後ろで見てた。途中で帰ったんだけど、「you gonna be here tomorrow?」的なことを言ってたから、「もちろん」って言ったから、明日もあいつ来るかなぁ。なんか楽しみ。

 その後、ゴルフショップが近くにあるって聞いてたので。

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 車で10分くらいでゴルフギャラクシーに到着。結局、本番当日に担ぎでラウンドするのは正直きついので一番安い手引きのカートを購入。50ドル。後、お土産を少々購入し。ウネッティを定員に見せると。爆笑。飛びッシュのUS版No Sliceは売ってないのかと聞いたら売っていないとのこと。品揃えは正直日本の方が多いと思う。ただ、グリップテープ業務用が普通に販売されてたり、レーザー測定器の安価さは半端ないかなと。ニコンはだいたい同じ値段だったけど、Bushnellは日本の半分程度の金額で買えた。ボールは気持ち安い。後、ディスカウントしてくれって言ったら。無理って即答だった。笑

この後、トップゴルフに行くつもりだったけど。さすがに疲労困憊と今日は激混みするからやめろと店員に言われ明日か明後日に行くことにした。

で、帰りにタコベルでタコス食べーの。せっかくだから散歩しーの。写真とりーの。

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最近思うけど、写真とってちょっと加工するだけでこんなそれっぽくなることに感動しながら。次の写真もどうぞ。

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会場変更のせいで、宿泊場所も多少変わったんだけど。ここ。来週ABBA来るって。

ちなみに今回借りているのが手前のJEEP。レンタルフィー100ドルって聞いてたのに、最終的に保険やら税金で300ドルに化けた代物。チーン。まぁでも、運転し易いから良しとする。

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ラスベガスライフを満喫しているかと聞かれたら。本番は試合の夜です。

全ての余った現金をそこでバカラにぶっこんで半丁博打して帰ります。

以上

 

P.S.昨日言ってたラフの写真

これ、グリーン周りは全部この角刈り調になってて、ボールが寄りかかる。

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これは。ラフ。ちなみにクラブは7アイアン。無理っす。こんなの。

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後、18番のティーグラウンドから後ろと横をみた景色。まずは後ろから。

こんなコースなのです。この写真は風がど右から暴風です。

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ティーグラウンドの横を見ると。なんか見たことのない感じのリゾート地です。

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これは娘たちへのお土産。

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と、本日は写真盛りだくさんで。笑。アメリカっぽい色を表現できればと思いました。

 

以上

取り急ぎ

明日は朝から練習して、中古ショップ巡りして、トップゴルフ行って、本番に備えて早めに寝ることにします!デワデワ。ただいま夜の9時ちょっと前でした。

 

 

全米オープン LOCAL Qualify 2日目 練習ラウンド メモと所感

さて。みなさんこんにちわ。今日は長くなりそう。

 今日は、指定練習日ということで、勝手にペアリングされたこちらのアマチュアゴルファー「K」と一緒にラウンドしました。アマチュアと言っても、ライアンパーマーとかスコットピアシーと友達って言ってるプロのようなもの。というか、話聞く限りお金だいぶ稼いでいるから、日本ではプロと呼ぶ方が正しいのかなと。

 ってか、アマチュアなのにそんな稼ぎ方していいの?笑って感じの。SKINSやら普通のミニツアー出て1ヶ月稼ぐやつで400万程度は稼ぐらしいけど。笑。アメリカの上手なゴルファーには普通な話だそうで。ん。アマチュア規定違反じゃね?って聞いたら、「Who cares?」だとさ。笑。だから。「日本だとそこら中から叩かれるよ」って言ったら。「ゴルフってゲームを楽しめないだろ」。って笑われた。土地柄もあるのかなと思ったけど。ゴルフの常識自体が全く違うし、ゴルフに対する取り組み方も全く違う方向性を向いている気がした。

 ゴルフ場もおもろくて、今回の会場はSouthShoreGolfClubっていういわゆる会員専用のゴルフ場。基本、門は閉じてるし、笑顔だけど、絶対に予選出場者以外は参加できないの頑固さ、ゲストはプレーの1時間前からの練習のみ許すとか、結構厳しいくせに。ポーターのおじさんはワイフが日本人らしく、大丈夫です!と日本語で言われて笑ったし。あと、今日はなぜだか気温が激アツで38度もあり、携帯電話途中で使えなくなるし。試合本番は25度らしいから安心しろみたいな。あと、「お前は早く来すぎだからちょっとしたらコソッと練習していいぞ。みたいな。」なんだそれ(笑。

 練習場に行って気づいたけどボール代も取らないから時間気にするんだ。さすがプライベート。ドライバーで打つと明らかに民家に当たってた笑。ダウンウィンドだから仕方ないって隣のプロっぽいアマチュアに言われた。芝から打てるってやっぱり最高ですな。しかも今回はバミューダグラス。あの噂のやつね! と、打ってたけど。フェアウェイはまぁ問題ないとして、多少沈む感じはあったけど逆に気持ちよくタフが取れて打ちやすかった。ラフはまぁなんというか「無理」グリーン周りでPGAの選手の気持ちがわかりました。あれはロブだな。全部。ロブアンドランって感じ。ってかラフ行ったら絶対コントロールできないと思って打たないとダメかもしれない。ウェッジならなんとなく。でも。ラフの絡み具合によって、かなり制限される。間違ってロングでユーティリティでラフから打ったけど2回真逆のボールが出た。ライの判断能力が問われる。ウェッジで打ったときはまぁなんとか上打ちすれば処理できるけど、結局、グリーンに弾かれるから手前からだねーって感じ。

 コースの話いつのまにかしてたからそのまま書いて行くけど。今回のコースは地元のハンディキャップ+2の同伴競技者曰く、超狭コースとのこと。実際。超狭い。というか、実際は広いけど風とハザードのせいで狭く感じるという表現が正しいと思う。

大抵、270ヤード付近のランディングエリアに入れてはいけないバンカーがあったり池があったり、もしくは、実際は広いけどティーグラウンドで視野を狭くさせたりと、まぁ巧みに良いショットを打たせない感じが出ていることが一番の難所。あと、250ヤードの広いところに打つとセカンドで狙いきれない感じが尋常じゃない。最低でも250ヤードキャリーって感じが一番対応できそうな感じ。逆にドライバー全開で行って300キャリーさせると、超狭い。330打たないと意味がない感じ。大抵、フェアウェイを絞ってあって幅は20ヤードない。でも、そこまでいけば確かにどうにかなる。キャリー250ヤードはドライバーだと危険。下が硬いからまず跳ねる。結果バンカーに入るみたいな。そこ打つなら精度出さないとダメだし、3Wやアイアンである程度スピン量出しつつ打つ感じが良い。

 グリーン周りは、特有のラフで正直無理。対応が今はできないから少々の慣れは絶対必要だと思う。つまり、ラフに入れたらほぼほぼピンに近づかない可能性が高い。ただ、グリーンが基本的にポテトチップスなので、どこの傾斜を使うかってことを考えてやればなんとかなるかもしれない。あんまり日本のコースでは見ないのが(私の行く)グリーンの奥のエプロン。大抵オーバーするとそこに行くし、いったらいったでボールの高さの2倍程度あるラフに寄りかかる。で、ウェッジで処理できないのでパターのトゥとかウッドを使う。なるほどね。

 グリーンは、一緒に回った奴に聞いたら今日のグリーンは良い方らしい。実際10フフィートくらいで、コンパクションはまぁまぁ、基本ショットは全部跳ねる。日本だとあまり良くないグリーンに相当する気がする。(先日ラウンドした関東アマ(平塚富士見)の予選よりは全然コンディションは悪い。パターまっすぐ転がらない。)ただ、傾斜を想定しながらセカンドを打てば跳ねないって感じ。しっかりロングショットは受け面にアタックしていく必要がある気がした。ただそれを150ヤード前後で処理して行く必要がある。じゃないと予選通らない。正直、全ホール、ウネウネしてた。つまり、違う面に落としたらほぼほぼナイス3パット。

 多少の偏見や誇張もあるかもしれないけど、日本のゴルフはショートゲーム優位で展開を進めると感じたけど。アメリカの(今回のコースは)セカンドショットがピン付近に行かない限りパーも厳しい。付近ってのは直径3mの円みたいなイメージ。そこに想像力とショット力、スピンコントロール、高さのコントロール(ぶっちゃけそいつ曰く、高ければ高いほど良いらしい)がないとだめ。しかも、そいつ曰く、グリーン周りにいったとしても寄せきれる可能性が少ないから、いかにセカンドショットをバーディチャンスに付けれるかと言っていた。ショートゲームはもちろん重要だけど、それではバーディ取りきれない。しっかりとゲームコントロールする必要はあるけど、グリーン周りでラフに入ったらパーがギリギリ、ボギーは当たり前、最悪ダボも覚悟する。ラフじゃなければチップインも狙うけど。つまり、戦略ありき。日本でもセカンドショットでグリーンに打つ方が良いに決まってるけど、ちょっとニュアンスが違っていて、セカンドショットでチャンスを作らないとアンダーでは帰ってこれないという表現。つまり、ボギーやダボは計算のうちとのこと。じゃぁPGAツアーの奴らはどうなんだと聞いたら、あいつらは精度が違うって。スピンや高さも含めピンに飛んで行くらしい。あとは、風と運。それ次第だと。もちろんクラブも全然違うよって(笑)

 アメリカで割と上位にいるアマチュアと話して感じたことは、本当に表現できないくらいたくさんあるけど。まとめるとやっぱりどこかで上手くなろうとしているというよりは、強くなろうとしている感が強かった。超良いやつで、今度その大金がかかった試合に来いよって誘ってくれたけど。そうするとアマチュアやめないと無理だしなぁ。笑って言ったら、アマチュアもプロもあんまり関係ないよ。稼げるか稼げないかならどっちが良いよ?って言われた。確かにおっしゃる通り。

 そいつは、エリート街道を歩いてこなかったタイプ、カレッジで多少やったけど、悪いことしてゴルフできなくて、でも好きでやってるって言ってたけど。で、そんなエリートゴルファーとは考え方もやり方も全然違うって自分で言ってた。エリートは正しいコーチがいて、正しい打ち方があるって言ってた。みんなほとんどまっすぐの球を打つし、良いスイングしてるって。ただ、俺は、グリーンを狙う方法をひたすら練習したとのこと。結果、そいつは俺の1.5倍くらいの高さのフェード。どっちかというとほぼまっすぐだけど。ちなみに日本では俺も結構高い球打つんだけど。ロングアイアンは本当に2倍近い。ロングのセカンドで540ヤードのセカンド230ヤードの左からの風で、俺から225ヤードピンで、ドローで風に当ててグリーン面に打っていったんだけどグリーンエッジに落ちて奥まで跳ねていった始末。多少フォロー入ってたから仕方ないと思ったら、そいつは、俺の2倍以上高さで3アイアンで超ハイボールでグリーン面キャッチしてきた。ちなみに右全部池なのに、風左からなのに。半端ね。理解できない。すげー。

 ただ、本当にこんなゴルファーとたまたま知り合えて、一緒にゴルフができたことに感謝する。実際にアメリカ人はみんなお前みたいに上手いのか?って聞いたら、「いや、もしそうだったらUSOPENなんか出れないよ」だと。俺はエリートに比べたら全然劣るけど、負けないぜ。って。どんだけ自信半端ねーのかと。結果、65回でラウンドしてたし。ちなみに俺は76回。うーん。力の差を感じますねー。7バーディ(まぐれ神降臨)、1トリ、4ダボ(OB絡み)1ボギー。パー71だから5オーバーって感じ。正直、超ナイスバーディなんだけど。セカンドショットをラフから打ったら基本OBだった笑。奥、右。左。谷底。全部やったが。笑。ティーショットは幸い1発だけ。ビビってユーティリティで刻んだらフェアウェイまで届かなかった(笑)

 総じてもう夜中だからまとめると。

こんな楽しいゴルフ場がたくさんあるならもうアメリカに住みたい。そしてゴルファーがなんか日本とはちょっと違う感じがした。日本のアマチュアの上位にいらっしゃる方々やプロは是非、アメリカに一人で武者修行行った方が良いと思う。なんか全然違うし。言葉で説明することはできないけど。日本人複数で行っても仕方ないけど。是非、現地の上位のゴルファーと楽しんで欲しいと。だって僕でも全米オープン出れるんだし、みんな体感したら良いかなと思いました。ポルトガルでゴルフした時の数倍ゴルフ感が変わった。あの時は、一緒にラウンドした人たちみんなアベレージゴルファーだったからかもしれないけど。

 

 今日得たことは。その上手なアマチュアに言われたこの一言。

 「you have enough skills, why don't you come and try 」 

「お前は十分な技術があるんだから、こっちきて挑戦したら?」

まじか。現場の上手な人に認められた。話半分かもしれないけど。どんなとこでそう感じるの?って聞いたら。

 「180ヤードを普通に8番とか7番アイアンできっちりスピン揃えて打てるし、ドライバー280は平均でキャリーしてるし、スプーン使えるし、。。。足りないところはラフとショートゲーム。これは技術じゃなくて慣れ。俺は、ゴルフ年間300ラウンド以上してるし。そこは慣れるしかない」って。笑。

 「あと、日本人のくせにしかも英語上手く喋れないのに、コミュニケーションしようとするし、俺が飯に誘って、即答でYESと言ったから」と日本人への多少の偏見もありつつ、個人的な感情もあるじゃん。笑

 

今日の感想。

 1日、英語喋って疲れたけど、喋れた。左ハンドルで車線がわけわからなかったけどできた。あまりの暑さに熱中症気味で倒れそうだったけど、倒れなかった。このコースを歩きでラウンドする本番になんとかなりそうかもって思えた。

 

P.S.

 ちなみに練習ラウンドで二人でラウンド2時間10分。しかも後半は1組パスさせてる。日本時間かけすぎじゃないか。笑。パスして行った人は普通のおっちゃんとおばちゃん。スピード半端ない笑。

 

何はともあれ。

 「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです」

 

以上

長々すいません。

 

 

 

 

全米オープンローカルクオリファイ日記。初日。出発。

さて。みなさまこんにちわ。

 昨年のゴルフアルゴリズム出版からもうすぐ1年が経とうとしているわけですが。本の中で、「全米オープンに出る」と言った以上。出なくてはということで。来たる5月8日の全米オープンのローカル予選@ラスベガスのため。本日、無事に渡米しました。

 出発から到着まで約20時間。まぁ長旅でしたが、何より驚いたのは。「ESTA」という数年前にはなかった仕組み。空港着いてから申請してまさかの「72時間以内」にと聞いたときには青ざめましたが。30分で申請もおり、無事出発することができました。

 前置きはこの辺にして。

USOPENは、実は、USGAのハンディキャップ1.4以下の人であれば誰でも参加が許されている試合です。


アメリカ国内で地区予選(ローカル予選)が100会場以上で行われ、そのあとSectional予選36ホールをもって
上位進出者が本戦である試合、USOPEN、つまりメジャー大会に出場できるという流れです。

セクショナル予選は、日本でも行われておりますが、世界ランク500位以内のゴルファーしか参加できません。
世界ランク500位って、なかなかアマチュアには難しいわけで。つまり、アマチュアのほとんどは地区予選から参加するわけです。

逆に考えると、たった3ラウンド神降臨すれば、まさかの本戦に出場することが可能となります。


そして、追加で4ラウンド神降臨すれば、マスターズもあるかも(笑)という
なんとも神頼みなシンデレラストーリーが成り立つわけです。

で、そのシンデレラストーリーを夢見て(イヤイヤ流石にそんなことはありませんが)
私は、昨年の6月に盲腸で入院した時に参加することを心に誓いました。

理由は色々とあるのですが。
まずは、世界のゴルフ基準を知りたいということ。
これは、とある海外を知っているプロゴルファーから日本のゴルフの小ささと世界の大きさを聞かされて、「本当か?」と素直に知りたかったということ。
もう一つは、出れると知らなかったから、出れるなら出るでしょという単純な発想。
あと、上達の方法は自分が対応できない環境に身を置くことだと知っているから。
あと、なんかわざわざ日本からタイトルの一つも持たないアマチュアゴルファーが参加することが面白そうだから。


あと、もしそんなことをする友達がいたら、単純に周りの人も「何かあるかも」と人生のスパイスになりそうだから。


あと、世界のゴルファーと友達になれたらきっとゴルフ観が変わるかなと思ったから。
などなど、もっと色々と実は理由はありますが。笑


もちろん、参加するからには予選通過をと考えた去年。
情報収集をしていて気づいた事実。
カットラインがほとんどアンダー。しかも場所によっては、67とか65とか。
その時の自分としては流石にクリアできる可能性が1%もない状態。


そこで自分へといろんな条件を設置しました。
ゴルフ本の出版、資金確保、ゴルフレベル底上げ、ダイエット、
これらがクリアできたら参加しようと決めたわけ。

ご存知の人がいるかとは思いますが、「ゴルフアルゴリズム」ページ数200ページを超える超大作の作成。これは目標の7月2日にクリア。
資金確保は日々の貯蓄そして飛びッシュやウネッティを含めたいろんな仕事を一生懸命やって、最低限の資金確保をクリア。


ルフレベルの底上げは試合という環境を使いながら、AP戦略(後日紹介)や技術を最大限に上げるための武者修行的なプロの方々との戦い。
正直、相当レベルは上がっていると感じているが、自己評価よりも客観的評価が高いことが最大限の理由。


ダイエットは11月から始め、117kgあった体重を94kgまで落とし、歩ける体を。(結果達成したのは4月25日)
ダイエットの理由を全米オープンに参加して間違ってテレビ出て太り過ぎの自分は嫌だからと、大変恥ずかしいことを言うほど私はアホではないが
ただ、ビジネスクラスではなくエコノミークラスでコスト削減してアメリカに行くためではあった(笑

あと、ゴルフに対して真面目に取り組んでいる姿をこれまでゴルフをやる上で知り合ってきたゴルフ仲間に口だけじゃなくて自分が挑戦することで一つの目安にして欲しいと言う思い。

世界が全て正解とは言わないが、世界のレベルを肌で感じてくることで分かることの方が多いし、多分、これから蓄積できるゴルフ技術や経験の幅、器の度量が広がると思うわけ。誰でも参加できるのに何故参加しないのか、理由はお金、技術不足、時間、語学力、本当にその人それぞれ色々とあると思ってます。
でも、不足は充足のためには欠かせないもので、ないから付け加える。なければどうにかしようとする。
そう言う意味では、自分で絶対に全米オープンに出るということを口に出さないと不足は補えないのかなと。

ちなみに、もしお金がないという方は勘違いされていると思いますが、単純に出場するだけなら、
参加費200ドル、旅費(飛行機代金70000円前後)ホテル(ホステルなら100ドル未満)滞在中の小遣い1日100ドル(多すぎだが)500ドル。
ゴルフ代金(多くとも300ドル前後)。つまり1ドル100円換算として、20万円弱で行ける。
多分20万円はどうにでも調達できると思うわけです。サラ金で借りても、ヤフオクで物売っても、1ヶ月2万円づつ全米オープン貯金として貯めれば行ける。
ちなみに今回はラスベガスで予選参加を決めた理由は飛行機代金の安さ。あと、場所がPGAツアーの会場だからということ。(実際はまさかのギリギリになってゴルフ場の変更があったが)

技術不足を語る人が、そもそも日本で勝てていないに世界レベルで勝てるはずがないというわけですが、

そんなの知ってる。
でも、どれだけ足りないか分からないと成長できない。

日本で1勝してから世界に出ると言う人はたくさんいると思いますが、残念ながら私にそんな人生の余裕はありません。

世界を知ってからそのために努力するから日本でも頑張れるのではと思うわけです。
ジュニアゴルファーからトップでやってきたり、プロの方々は世界でやってきて感じていることがあって、日本で戦っている人もいると思います。

その人は多分世界基準でやっているはずです。世界基準のゴルファーがすごいとか強いとか上手いとか言ってるわけではないですが。
基準が違えば絶対的な技術量も違うはずです。

時間。作れば良い。たったの1週間。しかもゴールデンウィークを使って。仕事がかぶる2日間はお許し下さい。

言語力。あまり必要ないと思う。なんとなく雰囲気で行ける。ただこれは私自身が高校時代に海外を1年ほど経験しているからと言う理由もあるが。
そもそもゴルフするときに、しかも試合するときに英語必要だろうか。海外旅行行けるレベルで十分だと思う。実際、なんとなく通じたし。

 アマチュアにはハンディキャップ1.4以下と言う壁があるのは事実ではあるが。そこは練習が必要なだけで、別にクリアできないことではないと思う。
ってか、統計的には0.4%前後はいるはずなので。単純に10万人のゴルファーがいたとしたら、400人はいるはず。10万人ってことはないから多分もっといるはず。

 つまり、一言でまとめると。チャレンジする気概さえあればなんとかなるって話なわけだ。(結構ざっくりまとめたが)

それじゃ。行くしかない。

とりあえず。やってみようかと。

さて。行ってきます。

日本時間 5月4日 15時 @羽田空港にて。

とりあえずメモでした。

P.S.今、サクッとカジノというものを初挑戦してきたのですが。今日は肩慣らしということで、仕組みとルールとやり方を知るために。さらっと210ドル持ってかれました。(涙)こちらは試合後の夜が本番です!メンタル的にやられた状態でゴルフにはいけないので(笑)

 

明日は指定練習日。どーなることやら。写真やその他諸々は追って報告いたします。