USOPEN滞在記 結果とその後
みなさんこんにちわ。
無事アメリカを出発するつもりが、さすがの悪運の強さか。ロサンゼルスにて飛行機がトイレの故障にて動かず。結果、ラスベガスでもう1泊することになりました。
最初は10時20分の発予定が、18時になり。結局、キャンセル。明日、県の試合があるのに出場できないじゃん。。。。 チーン。アメリカとの差を肌で感じたかったんだけど、これも何かの縁、きっと意味があると意味不明なことを思いつつ。
さて、全米オープンにチャレンジして得たことをまとめてみました。
前回のブログには結果を書きませんでしたが、72(+1)、パー71のコースでしたので1オーバー。正直、今までの試合の中でもトップレベルで結果が良いものだと思ってます。昨年の県アマの決勝で95打つ人が、なぜUSオープンの予選で72なのか。笑
これは集中力以外の何者でもないのか、それともアメリカが俺にあっているのか、それとも、いやはや、自分が上達しているのか。なんか色々と理由はありますが、ここ半年間での成長の結果が出たものだと思ってます。応援してくれる人やゴルフ仲間には本当に感謝しています。
カットラインは69。69の二人はプレーオフしてました。
オルタネートは69と70の人。
なんとかこのボードに名前を載せたかったですね!畜生。
スコアカードはキャディバッグの中なんで、また日本に帰ったら写真撮って追加します。
さて。
全米オープンに出るという、ちょっとした勘違い。
もしかしたら、どうにかしたら、何とかしたらといろんな想いがありましたが。
たらればはいくらでもありますが、上位の人間も同じはず。
実際に全米オープンのセクショナル、本線と続く中で、自分が世界のどのレベルにいるのかわかった気がします。多分世界ランキングなら5万人には入るんじゃないかと。ちなみに今回のUSOPENの予選には全世界で9500人が参加しているそうです。ほとんどがアメリカ在住のゴルファー。ハンディキャップは1.4以下という縛りと、たくさんスコアを打つと1年間出場停止と言うルール。日本ではなかなかない試合かと思います。
9500人のうちの20%と言うと、2000番くらい。まだまだあと1999人倒さないとならないと思うと結構大変かもしれませんが、決してできないことではないと体感してます。ちなみに飛距離は相当レベル高いです。これは現地の方に教えてもらったので間違いありません。
さて、SNS類で多くの人から質問があったことに対して回答します。ただし、これは今回ラウンドしたコースという限定条件付きですのでご容赦ください。
質問1。何が一番違った?
①アイアンのコントロール
私が感じたのは、ボールの高さとスピン量の多さが1つ。あとフェードと言うか、ほぼストレートに近いカットを打つ人が多いなと感じました。これは、練習場でも現場でも感じたのですが、あんまりドローって感じのボールを打つ人は少ないように感じました。多分、最近のボールや道具の影響もあるのではないでしょうか?彼らのボールは僕が気持ちよく打ったドローボールとは違い、必ず止まってきます。と言うか、多分考察するに、降下角度が違うだけかと思います。落ちぎわで落下角度が違うのかなと。なぜなら、キャリーしたポイントから僕は前に跳ねてスピンで止める。彼らのはキャリーしたポイントからスピンというよりは、ソフトランディングして止まる。実際に本当のところはわかりませんが。今の自分の球では攻めきれないところがたくさんありました。
②アプローチ
あとアプローチの仕方に大きく違いを感じました。日本でアプローチっていうと大抵の場合はカップに狙って打ち出しを作るのですが、アメリカだとカップに向かうラインにアプローチをするって感じでした。フェアウェイからならスピンも入りやすいのである程度キャリーを出しつつカップめがけて打てるのですが、変なところに行くと、山の頂点でストップさせてそこから傾斜を使うとか、傾斜にランディングさせ勢いを殺すとか、グリーン面をフルに活用してやるのかなと思いました。極端な話、夜なら真横に打ちます。もちろん今回のコースだ毛かもしれませんのでなんとも言えないですし、ワングリーンでグリーンが大きいからということもあります。そういう意味で創造力と想像力が必要なのかなと思いました。
ナイスボギーやナイスパー、ナイスバーディやナイスなショット、全てに対して必ず賞賛します。日本で試合しているときは、ナイスショットって言うと俺の中ではナイスじゃない的なこと言う人がいたり、ナイスボギー(いわゆる、ガッツボギー)に対してナイスボギーと言うとイラっとしている人がいらっしゃったりするケースがあるかもしれません。日本人の国民性もあるのかなと思うのですが、もっとお互いに仲良くプレーできたらきっと楽しいのかなと思う部分でもあります。
④飛距離
これは正直なんとも言えませんが、グリーンがあれだけ硬いと飛距離を出すか、アイアンのコントロールできる幅を高めるしかありません。僕はスプーンを多用しておりましたが、それは飛ぶから。決してアメリカ人が飛ぶということはないとわかりました。ただ、躊躇なしにドライバー振ってくるのでびっくりしますが。選手次第というところじゃないでしょうか?
他には芝や言葉、文化、風、地面の硬さ、とまぁまぁいろんなフィールドがあるのかなと。身近なところで最高のプレーをするのも一つだと思いますし、それはそれで面白いのかなと思ってます。ただ、今回、アメリカを体感して。この緊張感、このアウェイ感、そして同時に外から来た私たちに対しての優しさ、礼儀ではない本当のコミュニケーションと久々に刺激を受けました。
次は全英と言いたいのですが、イギリスのイメージがあまり出ないので、やっぱりもう一度全米にチャレンジしたいと考えてます。
また、いろんな意見がありますが、いろんな言葉がありますが、やっぱり現場に行かないと説明できない感じがあります。
日本人一人で、しかもプロでもないのに、アホかと言う人もいらっしゃるとは思いますが、私は真面目に予選通過を考えていましたし、そのための練習をしてきました。そしてアメリカで初試合、初ラウンドの中で、自分の中ではできることは全部できたのかなと考えています。
だからこそ、できないことがたくさん見えたし、フィールドが変わった時に対応できない自分の技術のなさ、きっとその技術があれば、もう少しゴルフが簡単に展開できたのかなと思いました。全部が正解だとも思いませんし、結局、予選落ちれば、参加した意味なんて関係ありません。ただ、もしそのようなことを言う人がいるのであれば、
ぜひ参加してみてください。スコアじゃないゴルフの素晴らしさを得ることができると思います。
さて、最後の半丁博打ですが。どうやら、私には才能がないようです。ものの5分ほどで全てを失いました。チーン。バンカーが得意だからとバンカーに張ったのが間違ってた。(苦笑)
試合の日からほとんど寝ていませんので、今日はまだ夜7時ですが寝ることにします。
下記はラスベガスを出るところ。SEE YOU NEXT YEAR!
飛びッシュもウネッティもよろしくお願いいたします。